クリスマスや誕生日といえば欠かせないプレゼント。
特別な日や何かの節目に贈られるプレゼントは、何か決まった形があるわけではありません。
しかし、プロポーズといえば思い浮かべるのが婚約指輪。
思い出に深く残り、人生の長い時間を共にする特別なアイテム。
今回は婚約指輪について。
定番から個性派まで、5つのブランドの婚約指輪をご紹介。
婚約指輪を選ぶ際の参考にしてくださいね。
定番人気の婚約指輪ブランド3選
Tiffany&Co.(ティファニー)
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宝石を留める「爪」。
なかでも「立爪」は光を取り込み、輝きをより引き出すための工夫が凝らされています。
関連記事:石留めとは?どんなデザインがある?
その立爪の指輪を確立したのはティファニー。
石のクラウン(上部)はもちろん、パビリオン(下部)にも光が入るようなセッティングです。
それまではパビリオンを完全に覆ってしまうセッティングが主流だったので、ダイヤモンドがより輝くこのセッティングは瞬く間に人気となりました。
6本の爪で石を留める「ティファニー® セッティング」は王道にして永遠、その象徴として愛され続けています。
Cartier(カルティエ)
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さまざまな形にカットされるダイヤモンド。
ラウンドだけでなく、バケットやスクエアまで、カットにより引き出される魅力はさまざま。
カルティエでは多彩なカットのダイヤモンドを婚約指輪に採用しています。
何十年も色あせないスタンダードさに少しのデザインスパイスを添えたい方に最適のブランド。
バレリーナをはじめ、ラブやエタンセル ドゥ カルティエなど、きっとあなたの指にしっくりくるデザインが選べるはず。
MIKIMOTO(ミキモト)
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婚約指輪にはダイヤモンドといったイメージがありますが、必ずしもダイヤモンドを贈るべきという訳ではありません。
誕生石や好きな宝石を選んでも良いのです。
2019年に結婚をした女優のエマ・ストーンが手にしたのはパールの婚約指輪。
1893年、世界で初めて真珠の養殖に成功したミキモトのパールは、「ミキモトパール」と呼ばれ、全体の一割に満たないほどの厳しい基準を通過したパールのみを使用しています。
個性派の婚約指輪ブランド2選
NIESSING(ニーシング)
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ドイツ生まれ、シンプルな美を極めたニーシング。
装飾性を限りなく削り、爪も石座もない指輪を誕生させました。
ニーシングセッティングと呼ばれる石留めは、石がまるで宙に浮いているかのよう。
シンプルなはずなのに個性的、絶大な存在感を放つ婚約指輪をお探しであればニーシングを。
ダイヤモンドのカラットに応じて、アームの太さとデザインが選べます。
杢目金屋(もくめがねや)
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宝石に注目されがちな婚約指輪。
もちろん宝石の品質やデザインも欠かせませんが、地金にも力を注いでいるのが杢目金屋。
400年間磨かれ続けてきた技術で生み出される金属加工技術は、複数の金属を用いて木目の文様を創り出す木目金と呼ばれるもの。
ひとつひとつ手作業で生み出され、同じ柄がふたつとないからこそ増す特別感は、人生の節目に身につける婚約指輪にぴったり。
パートナーと一緒に選んだり、サプライズで贈られることもある婚約指輪。
手に取る経緯はさまざま。
身につける人と年月を重ねていくからこそ、「特別」を叶えられるような選択をしたいですよね。
定番か個性派か、はたまたオーダーメイドという形で二人の理想を形にしていくのか。
たくさんの選択肢がありますが、その中から二人に合う婚約指輪を選んでくださいね。
この記事がその手助けとなれば幸いです。
POINT
- 定番、個性派など、婚約指輪にも多彩な選択肢がある
- 婚約指輪はダイヤモンド以外の宝石も魅力的
- 婚約指輪を選ぶ際、宝石だけでなく地金にも注目してみるのもおすすめ
【あわせて読みたい】オーダーも検討されているなら、知っておきたい基礎知識
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。