2021秋ドラマの中でも今後の展開が気になるオリジナルのサスペンスラブストーリー・金曜ドラマ「最愛」(金曜夜10時~、TBS)。
15年前の失踪事件が、現代の連続殺人事件へと繋がっていく…?
吉高由里子さん演じる梨央は15年前の高校生から一転して若手女性実業家に。事件の謎とともに、梨央のミステリアスな美しさが魅力的です。
今回は「最愛」吉高由里子さんの衣装について。田中みな実さんの新境地にも注目してみました。
この投稿をInstagramで見る
吉高由里子のミステリアスな魅力はモノトーンで輝く
高校生から女性実業家に!吉高由里子さんの変貌を支える衣装
「最愛」の物語は15年前から始まります。吉高由里子さんは高校生・梨央として登場しました。
制服やスウェットなど、普通の高校生らしい明るい雰囲気だった梨央。
この投稿をInstagramで見る
しかし、途中から物語は急展開。現代になってからは女性実業家・「真田ウェルネス」社長の真田梨央として洗練された雰囲気に!
互いに思いを寄せていた大輝(松下洸平さん)の前に再登場するシーンの梨央の衣装は、AKIKO OGAWAのジャンプスーツ。
ブラック×ホワイト、モノトーンのバイカラーで颯爽とした雰囲気が、気鋭の女性実業家にぴったり。
この投稿をInstagramで見る
モノトーンを彩るPIAGET(ピアジェ)
梨央のモノトーンコーデを彩っていたのは、スイスの高級時計・ジュエリーブランドであるPIAGET(ピアジェ)。
Possession(ポセション)シリーズは、回転ギミックのある遊び心にあふれたデザインです。
モノトーン×レッドはドラマティックな組合せの定番…とわかっていてなお、怜悧な吉高由里子さんの表情に赤の口紅と赤いベルトのPossessionウォッチだけを美しい差し色に使ったコーディネートはインパクトフル!
首元に輝くのは、ホワイトゴールド×ダイヤモンドのPossessionペンダント。
この投稿をInstagramで見る
現代の梨央はモノトーン中心に?気になる第1話冒頭の衣装
過去の失踪事件を紐解きつつ、現代の状況や事件が本格展開していく「最愛」。
梨央と刑事となった大輝との緊張感ある関係性はじめ、弁護士の加瀬(井浦新さん)など奥深そうな登場人物たちにも惹きつけられます。
この投稿をInstagramで見る
第2回、車に引かれそうなところを刑事・大輝に助けられた梨央。(二人の関係を過去に戻すのに「方言」を使うのがいいですね!)
この時のジャケットもAKIKO OGAWA。小川彰子さんが2001年に設立したブランドは、大人の女性がビジネスシーンで着られるスーツが豊富で実業家・梨央の役柄にマッチしたブランドと言えそう。
この投稿をInstagramで見る
防犯カメラに写っていた梨央のコーデは多分こちら。セルフォードのダイヤスリットペプラムカーディガン×リボンレーススカート。知的でレディライクなオールホワイト。
創薬ラボでは「白衣」を着ているようですし、現代の真田梨央としては、ずっとモノトーン衣装中心で行くのでしょうか?
唯一、第1回冒頭の警察連行シーン?で着ていた衣装が気になります。
シルク素材に淡いレッド系の水彩画のようなグラデーション、美しい衣装でありながら血のついた手など禍々しい衝撃とともに現れた印象的な瞬間でした。
どういう場面なのかも気になりますし、ぱっきりとしたモノトーンではないこの繊細なグラデーションこそが梨央の本当の内面なのかもしれませんね。
田中みな実さんも、フリーライター役で新境地?
注目!田中みな実さんのキャラクターと衣装
「最愛」には惹かれる登場人物が多いのですが、衣装含めた異色のキャラクターとして注目したいのは、フリーライター・橘しおり役の田中みな実さん。
これまでのイメージとは異なる、化粧っ気のないジャーナリスティックで強気な雰囲気(監督にも「色気封印」と言われているそう…)。アナウンサー出身ですが、女優業も本格化してきた印象です。
シンプルなグレーのTシャツにカーキのコート、ワイルドなアウトドアテイストが新鮮!
この投稿をInstagramで見る
爽やかな高校生の姿から洗練された実業家の姿まで演じ切る魅力的な吉高由里子さん、新境地にチャレンジする田中みな実さん…「本人の演技×衣装やヘアメイクの力で、人の印象は大きく変わる!」という点を堪能するのもドラマの面白さ。
今後の展開も含めて、登場人物の繊細な役作りにも期待が高まります!
POINT
- 「最愛」はオリジナルのサスペンスラブストーリーで展開が気になる
- 吉高由里子さんのミステリアスな魅力はモノトーンでより引き立つ
- 田中みな実さんの新境地、ワイルドなフリーライター姿にも注目
それぞれの「最愛」とは何か、真実を知っているものは誰なのか…小説を読み進めるような雰囲気も含めて、金曜の夜に堪能したいサスペンスドラマ。ぜひ結末まで見届けたいです。
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます
マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。