秋冬ならではのおしゃれの楽しみの1つが「ブーツ」ではないでしょうか。
今は遠くへ旅行はできなくても、お気に入りのブーツで公園や広い川沿いなどを散歩すれば、ひんやりした空気に秋の気配を感じられそうです。
今回は、アラフォーからの大人女性が今年買うならぜひこの3タイプ!というおすすめのブーツと、それぞれのタイプに合った着こなしやパンツ・スカートなどボトムとの組み合わせを解説します。
「今年は新しいブーツを手に入れたいな」と考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
大人女性におすすめ1)オフホワイト・ベージュ…淡色ショートブーツ
ブーツといえば黒やブラウンなどのダークカラーがポピュラーですが、2021年秋から冬のシーズンには、オフホワイトやエクリュ(生成り色)、ベージュといったナチュラルな淡いトーンのショートブーツがたくさん出ています。
「合わせるのが難しそう」
「脚が太く見えるのでは?」
と心配になるかもしれませんが、春夏、ロングスカートやワンピースに白いスニーカーをはいていた人は、それと同じ感覚でOK。
また、去年は黒やブラウンのショートブーツを履いていた人も、そのまま置き換えてもすんなり決まり、むしろ一瞬で旬のスタイルに更新できておすすめですよ。
大人女性におすすめ2)「コンバット」「チェルシー」ハード系ショートブーツ
今シーズンは特にちょっとハードな印象の「コンバットブーツ」や「チェルシーブーツ」も人気です。
ちょっと聞き慣れない名前ですが、どちらもショート~ミドル丈で、サイドにゴムを配した「サイドゴア」と、前側を靴紐で結ぶ「レースアップ(編み上げ)」の2タイプが主流です。
コンバットブーツとは
英語で「コンバット/combat」は「兵隊・戦士」を意味します。
コンバットブーツはその名のとおり軍の戦闘用のブーツをモチーフにしたブーツで、厚めでゴツゴツしたソール(靴底)が特徴。
別名「ミリタリーブーツ」「アーミーブーツ」とも。
2020年頃から流行してきたのは、先行きの不透明な世の中で生き残ること(サバイバル)をイメージするような強さが、靴にも求められるからでしょうか。
チェルシーブーツとは
「チェルシーブーツ」は1830年代、英国ヴィクトリア女王のために考案されたと言われています。
当時は編み上げばかりだったブーツを脱ぎ履きしやすいようにサイドにゴムを入れたデザインを、女王の夫であるアルバート公が気に入って紳士用にアレンジしたものが現代でも使われているといいます。
ハードなフォルムですが、今年はそれをフェミニンなスカートに合わせるのが流行中。ぜひ試してみて下さいね。
今年のロングスカートやワンピースはくるぶしが見える「ミモレ丈」が人気です。
ブーツとも相性がいいので、これから買うならミモレ丈を検討してみては。
大人女性におすすめ3)太めストレートロングブーツ
長い間鳴りをひそめていたロングブーツも、2020年からはすっかり人気復活しています。
いま購入するなら、ぴったりフィットするストレッチタイプよりも、筒周りにゆとりのある太めストレートタイプが脚のラインをカバーしつつ旬のシルエットに仕上がるのでおすすめです。
2021の秋冬はボリュームのあるブーツが流行中。
合わせるボトムも、ブーツに負けないような 存在感のあるスカートやワイドパンツなどを合わせて楽しんでみて下さいね。
POINT
- きれいめファッションが好きな人は、今年は淡いカラーのショートブーツに挑戦してみて
- ゴツめデザインのコンバットブーツやチェルシーブーツで一気に今年風に
- ロングブーツも復活、今年は太めストレートタイプがおすすめ
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!