ステイホームでおうち時間が多くなった近ごろ、需要が高まっているのが「ルームフレグランス」。
ルームフレグランスは、置くだけでふわっと香って、部屋で過ごす時間を心地よいものにしてくれますよね。
部屋や目的によって使いやすいデザインは?香りの系統は何種類ある?
この記事では、そんなルームフレグランスの形状の種類や香りのタイプについての基本を解説します。
自分好みのルームフレグランスを取り入れて、心安らぐ部屋を作ってみましょう。
ルームフレグランスの選び方は?形状と香りのタイプをチェック
ルームフレグランスには、さまざまな形状や香りのタイプがあるもの。ルームフレグランスを選ぶ際は、自分のライフスタイルやインテリア、香りの好みに合わせて選ぶのがおすすめです。
はじめに、ルームフレグランスの形状の種類について説明しますね。
ルームフレグランスの形状の種類は?
ルームフレグランスの形状は、大きく分けて「スティックタイプ」、「スプレータイプ」、「プラグインタイプ」「キャンドルタイプ」、「ストーンタイプ」の5種類。
メリットとデメリットを比較して、自分のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
スティックタイプ
スティックタイプとは、「リード」と呼ばれるアシや木のスティックを、ボトルに入ったアロマに浸して使うタイプのルームフレグランスです。
持ち運びが簡単で、火や電気の必要もなく使いやすいのがポイント。広範囲には香りが広がらないのでリビングよりも自室向きですね。
スプレータイプ
スプレータイプとは、スプレー容器に入っていて霧状に噴射して使うタイプのルームフレグランスです。
比較的安価で、外出先にも持っていける携帯性が特徴。気になるところにピンポイントで香らせることができますが、持続時間が短いので、部屋のにおいを消す目的で使うのがおすすめです。
プラグインタイプ
プラグインタイプとは、電源に接続したアロマディフューザーを使うタイプのルームフレグランスです。
加湿器にプラスして使うタイプや、水なしでアロマのみを使うタイプなどがあります。
香りの拡散までの時間が短く、広範囲に香りが広がりやすいのがメリットです。いっぽうデメリットは、機械のメンテナンスに手間がかかることや、スティックタイプなどと違って作動音が発生する点。本格的にアロマを楽しみたい方におすすめのタイプです。
キャンドルタイプ
キャンドルタイプとは、アロマを含んだキャンドルに火をつけて使うタイプです。
おしゃれなデザインが多く、炎の揺らぎで視覚的にも癒し効果がありますね。簡単に使うことができますが、火の取り扱いには十分に注意する必要があります。
ストーンタイプ
ストーンタイプとは、石膏などでできたストーンにアロマオイルを垂らして使うタイプのルームフレグランスです。
狭い範囲にほのかに香るので、パーソナルスペースにだけ使いたい場合に向いています。常にではなく、気が向いたときに香りを楽しみたいという方におすすめ。
香りのタイプは主に7種類!好きな香りを選んで
ルームフレグランスには多様な香りがあり、香りから得られる効果もさまざま。ルームフレグランスの香りタイプは、時間や場所、気分で使い分けるのがおすすめです。
代表的な香りは、「フローラル系」、「柑橘系」、「ハーバル系」、「ウッディ系」、「スパイス系」、「オリエンタル系」、「樹脂系」の7種類です。
フローラル系
フローラル系は、ローズウッドやラベンダー、カモミールなど花から抽出した香りです。
甘く優しい香りにはリラックス効果があり、体を休めたいときや寝室などに向いていますね。
柑橘系
柑橘(かんきつ)系は、レモンやグレープフルーツ、オレンジなど柑橘系の果物から抽出した香りです。
好き嫌いが分かれにくい香りで、人の集まる玄関やリビングなどに向いています。また、リフレッシュ効果があるので、元気を出したい日中に使うとよいでしょう。
ハーバル系
ハーバル系は、ローズマリーやペパーミント、タイムなどハーブの葉や花から抽出された香りです。
すっきりした香りで、頭をクリアにしたいときに。やる気を起こしたい仕事前や仕事中に最適です。
ウッディ系
ウッディ系は、ヒノキやユーカリなど木の枝や葉から抽出された香りです。
爽やかな香りで、森林浴をしているような気分になれるのが特徴。リラックスしたい夜に使うとよいでしょう。
スパイス系
スパイス系は、シナモンやコリアンダーなどのスパイスの香りです。
刺激的な香りなので、パワーを補いたいときに使うのがおすすめ。
オリエンタル系
オリエンタル系は、イランイランやサンダルウッド、ロータスなどの東南アジアや中東の植物から抽出された香りです。
個性的でエキゾチックな香りなので、実際にテスターなどで嗅いでみてから購入することをおすすめします。オリエンタル系の香りは、マッサージや瞑想の時に使われています。
樹脂系
樹脂系は、ミルラやフランキンセンス、ベンゾインなど木の樹脂から抽出された香りです。
気持ちを落ち着かせる香りで、気持ちがイライラするときなどに使うのがおすすめです。
POINT
- ルームフレグランスでステイホームを心地よく
- ルームフレグランスの形状は主に5種類。メリットやデメリットを比較して
- ルームフレグランスの香りは主に7種類。時間や場所、気分に合わせて選んでみよう
ルームフレグランスの形状や香りは自分にぴったりのものを選んで、リラックスできるお部屋作りをしてみてくださいね。好きな香りと一緒なら、毎日もより楽しくなるはずですよ。
※香りの感受性や影響には個人差があります。実際の使い方や保管には注意しましょう。【参考】アロマを楽しむ/安全に楽しむために(日本アロマ環境協会)
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大学卒業後、女性向けメディアを中心にフリーランスライターとして活動。アクセサリーからライフスタイルまで、日々の暮らしを彩るような幅広い情報をお届けします。