昨年12月からヒカリモノガタリのメンバーとして参加しているKagann jewelry。
2回目となる今回のコラムのテーマは、「ポップアップの現場から見た、イヤーカフ人気」についてです。
Kagann jewelryは、昨年12/16~25のクリスマスシーズンに、銀座三越1階プロモーションスペースにてポップアップを開催。
デザイナーCHIE 本人も毎日売り場に立ってお客様と接する機会をいただきました。その中で気づいたジュエリー事情や、イヤーカフのおしゃれな付け方のヒントをお届けしたいと思います。
圧倒的人気!イヤーカフが売り切れに。
今回のポップアップで気づいたことは、「とにかくイヤーカフを求めるお客様が多かった!」ということです。
Kagann jewelryは「大人のカラフル」「大ぶり」をテーマにしたブランドで、もともとピアスやイヤリングなどの大ぶりのイヤーアイテムに特に力を入れています。
コロナ禍のマスク生活の中で、大ぶりのピアス・イヤリングの需要が減り、イヤーカフを求めるお客様が徐々に増えているのは感じていましたが、今回のポップアップでは、その傾向がかなり顕著に見られました。
すなわち、
- 付けてみたい、と今回初めてイヤーカフを購入される方が多かった
- 幅広い年齢層の方がイヤーカフ を求めている
ということ。
特に後者は、50、60代の方もイヤーカフをお求めになる方が多く見られました。
一昔前まではイヤーカフというと、若者が付けるもの、というイメージが先行していたと思います。
ですが、長いマスク生活の中で、「ピアスやイヤリングは邪魔になる・引っかかってしまう」「でも少しでも華やかにしたい」……そんな理由から、イヤーカフを求める方が多く、購入される年齢層が幅広くなった印象でした。
また、シンプルなものよりも、天然石やダイヤモンド・パールがついたデザインなど、それ1つで主役級になれるような存在感のある華やかなイヤーカフが人気なのも印象的でした。
おかげさまで、イヤーカフはポップアップ早々完売で、もっと作っていけばよかったと思ったほど。
どうやって付ければ良い?イヤーカフのおしゃれな付け方
今回のポップアップで、イヤーカフを初めて挑戦する&購入される方によく聞かれた質問は、「イヤーカフって片耳に付けるものなの?両耳に付けるものなの?」でした。
厳密にいうと、片耳・両耳、どちらでも構いません。
ですが、よりオシャレに見せるためには、個数を左右非対称にして付けるほうが良いと言われています。
すなわち、「片耳に1個だけ付ける」や「片耳に1個、もう片耳に2個」など、片側に重心を置いて付けること。
また、両耳にピアス(orイヤリング)を付けた上で、片側だけイヤーカフ を1個追加するのもバランスが良い付け方です。
そして、ピアス(orイヤリング)と合わせて付けるときは、両者のボリューム・バランスを見ながらレイヤードすることも大事です。
すなわち、
- シンプルなピアスに合わせるなら→天然石やダイヤ・パールのついた華やかなイヤーカフ
- 大ぶりなピアスに合わせるなら→ デザインが主張しすぎないシンプルなイヤーカフ
など。
もちろん、シルバーカラー・ゴールドカラーをミックスさせて着けるのも、こなれ感があって素敵です。
このように、マスク生活の中でマストアイテムになりつつあるイヤーカフ。
あなたもお気に入りの一品をぜひ見つけてみてください。
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Kagann jewelry Designer
東京都出身。大手通信会社広報・雑誌ライターを経て、2016年に独学でオリジナルアクセサリーの制作を開始。
その後、東京・銀座にて熟練のジュエリー職人および石留め職人に師事して彫金と石留めを学び、ジュエリーの制作を開始。2019年よりイベントや展示会などで販売をスタート。