現在は日用品から家具といった大きなものまで、生活する上で必要なものはオンラインで買える時代。
洋服もサイズ感がわかる着用写真を参考に購入することも増えてきたと思います。
けれど、ジュエリーやアクセサリーをネットで購入するのは、なんだか失敗してしまいそうで躊躇しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はネットでジュエリーを買うときの注意点について。
実際あったトラブルや失敗しないためのヒントをお届けします。
ネットでのジュエリー購入。よくある3つのトラブルとは
ジュエリーを選ぶ際の基準は、店頭でもネットでも大きく変わるわけではありません。
しかし、オンラインでは実際に手にとって判断できないからこそ、注意しなければいけないポイントがあります。
ネットでジュエリーを購入するとき、起こりがちなトラブルとはいったいどういうものなのでしょうか。
1.サイズが違った/サイズが合わない
自身のリングサイズを知っていたので、同じ号数のリングを注文。
届いたリングを着けようとするもサイズが合わなかった!というケース。
店頭であれば実際にリングをはめてサイズを確認できますが、ネット通販では難しいのが現状。
リングは幅やデザインによって着用感が異なるため、同じ号数でもサイズが合わないといったことが起こります。
もちろんサイズ間違いで届くこともありますので、その場合はすぐにショップに連絡し交換してもらいましょう。
2.購入した宝石と異なる宝石が届いた
宝石が留められているジュエリーや、オーダーのためにルース(裸石)を注文したのに、届いたのは別の宝石だったというケース。
すぐに気付けると良いのですが、何年も経ってから判明することもあります。
宝石のなかにはフォルス・ネームで販売されている宝石があり、知らないと勘違いをして購入してしまいかねません。
- イブニング・エメラルド →ペリドット
- ウォーター・サファイア →アイオライト
- ハーキマー・ダイヤモンド →クオーツ
- モンタナ・ルビー →ガーネット(赤色)
ここに挙げたのはほんの一例で、フォルス・ネームは色や別の宝石名、産地名を宝石名の前につけるパターンがよくみられます。
ほかにも「ボヘミアン」や「オリエンタル」といった言葉が使用されます。
3.イメージしていたものと違った
写真では色が濃く見えたのに、実際に届いたものは同じジュエリーかどうか疑ってしまうほど、印象が異なるケース。
ある角度からの写真しかなかったり、特定の光源のもとでしか撮影していない場合に起こります。
また、天然石や一点物のジュエリーの場合。
インクルージョンの出方や色を全て揃えることは難しいため、写真とは印象の異なるジュエリーが届くこともあります。
ネックレスやブレスレットの場合は、着用イメージがあっても首回り、手首の太さは個人によって異なるため、自身の手持ちのチェーンの長さを参考に選ぶと良いでしょう。
ネットで失敗しない、ジュエリーを購入する際の注意点とは?
トラブル例を見ると、オンラインショップより実店舗でジュエリーを購入する方が良い!と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん実店舗には、接客を受けた上でジュエリーを購入できるというメリットがあります。
その場で疑問を解消できたり、思いがけない出会いも楽しめます。
しかし、時間と場所を問わずに選べ、複数のショップを比較しやすいのはオンラインショップならでは。
ネットでジュエリーを購入する際には、どのような点に注意すれば良いのでしょう。
1.サイズを知る/商品説明が細やかなショップを選ぶ
リングを購入する際、リングサイズを正しく把握することが重要です。
ネット通販をこれからも利用するということであれば、リングゲージやサイズ棒を購入するのもおすすめ。
なかにはリングゲージの貸し出しを行っているブランドがありますので、そういったサービスを行っているショップを選ぶのもひとつ。
また、リングに限らず、サイズや着用感を記載しているかを確認しましょう。
記載がない、疑問点がある場合には問い合わせフォームから連絡するのも良いですね。
2.宝石の相場を知る/付加価値を考える
単価の高い宝石を購入する際、無視できないのが宝石の相場。
たとえば、エメラルドとペリドットの相場は大きく異なります。
イブニング・エメラルドという名称を知らなくても、エメラルドにしては安すぎる!と気付ければ誤って購入することは避けられます。
しかし、なかには実際の価値よりも高く値段をつけるショップもあります。
値段だけを見るのではなく、購入前に一度立ち止まって宝石の相場を調べられると失敗を防ぐことができます。
また、宝石に特殊なカットを施していたり、そのブランドでしか行えないような特殊な加工を行なっている場合、その宝石の相場よりも高いケースがあります。
宝石自体の価値だけでなく、そのブランドだからこそ提供できる価値によっても値段が変わることも留意しておきましょう。
3.写真や動画が豊富なショップを選ぶ
何度も実店舗に足を運んでいるショップなら、きっとネットでの購入も安心できますが、オンラインショップのみというブランドもありますよね。
また、良心的なブランドばかりかといえば、残念ながらそうとはいえないのも事実。
手にとって判断できないからこそ、写真や動画といった判断材料が豊富なショップを選びましょう。
実際の色味をそのまま反映できるかというとそれは難しいのですが、さまざまな角度からの写真があるとイメージと大きく違う!といった事態を避けることができます。
多くのショップでは、破損や不足のパーツがあるなど、ショップ側の責任がある場合に返品対応を受け付けています。
そのため、届いた商品に破損が見られた場合には、着用せずすぐに問い合わせを行いましょう。
どのような場合に返品が可能なのかなど、細やかな項目はショップごとに異なるので、利用前にはしっかりとチェックすることを忘れずに。
また、アフターケアをしっかり行ってくれるショップかどうかも見極めましょう。
POINT
- 異なる商品が届いたり、破損している場合には、着用せずにすぐにショップに連絡を
- ネットで購入する際、正しい知識と豊富な判断材料を持つことでほとんどの失敗は防げる
- 商品説明が細やか、アフターケア体制が整っているなど、誠実なオンラインショップを選ぶ
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。