今年のコートはお早目に?
まだ秋が始まったばかりですが、今回は2019-2020年秋冬シーズンに向けて緊急コート特集!
10月の消費税増税の前にコートを買っておきたい方も、品薄になる前に好きなコートを予約したいという方も、この秋は早めにコートを探してみませんか?
ロング&リーンスタイルを作れるコートは、秋冬の大人コーデのキーアイテム。
コートの選び方はトレンドに加え、それぞれのライフスタイルとの関係も大事です。2019-2020秋冬、大人のコート選びのヒントをお届けします。
1.スタンダードなコートを再認識
「定番デザインのコート」が気になるシーズン
クラシックなトレンドの流れから、懐かしい感じのデザインや柄が多く見られる2019年の秋。
かっちりした正統派のトレンチコートやステンカラーコートを久々に着てみたいシーズンです。普遍的な定番デザインなので愛すべき一着として長く着られそう。
薄手のコートは早い時期から長いシーズン着ることができるのもメリットです。さまざまなコーデに合わせやすく、ジャケットやスーツなどのオフィススタイルにも向くので通勤される方にもおすすめ。
トレンチコートの「トレンチ(trench)」とは溝や塹壕(ざんごう)の意味。
第一次世界大戦の時にイギリス軍が塹壕で着用したレインコートで、ダブルの打合せ、エポーレット(肩章)や雨除けのフラップなど特徴的なディテールを持ち、ミリタリーの「かっちり感」が機能美となっているコートです。
SANYO COAT 【福田麻琴さん+SANYO】スプリットラグラントレンチコートスタンダード丈
2.ウールコートは「リバー仕立て」に注目
「羽織り系」コートの人気
近年、ロングカーディガンのように軽く羽織れるコートが人気です。やはり長い期間着られますし、暖房が効いた場所の多い現代のライフスタイルにも合っています。
ニットの羽織り系コートはコート+カーディガンで「コーディガン」と呼ばれることもありますね。
ノーカラーのガウンコートは人気継続ですが、2019-2020年秋冬は衿のあるタイプもおすすめです!
「リバー仕立て」「リバーコート」とは?
軽めのウールコートで注目したいのは「リバー仕立て」。
リバー仕立ての素材を使ったコートはリバーコートと書かれていることもあります。
リバーとは「リバーシブル」の「リバー」のことで、表裏がないように2枚の生地を1枚に縫い合わせた生地を使っているのが特徴です。
裏地がないので軽く、高級感があり着心地が柔らかいのが魅力。
明るさをもたらすブリック(レンガ色)寄りのオレンジのコートは、2019年秋人気のブラウンコーデにも似合いそう。
URBAN RESEARCH ストール付きノーカラーリバーコート
リバー仕立てのメリットを生かして、配色を切り替えたコートも。
チェック×無地やバイカラー(2色使い)のリバーコートは、暗くなりがちな秋冬コーデに新鮮さをプラス。こちらはデザインもクラシック感のある、テーラードジャケットを伸ばしたようなチェスターコート。
3.「高機能ダウン」も早めにチェック
バリエーション豊富なダウン
軽くて暖かいダウンアイテムは、今や機能・デザインがよりどりみどり。
気軽に求められるユニクロの「ウルトラライトダウン」からデサントの「水沢ダウン」など技術の粋を尽くしたような高機能ダウンまで、幅広い商品があります。
ダウンの性能の比較はフィルパワー(ダウンのふくらむ力)の値やダウンとフェザーの割合で判断。ポリエステルの中わたを使っているものもあります。
生活環境やライフスタイルによって必要な保温力はさまざま。デザイン、機能、価格など自分にとってベストバランスなものを選びましょう。
人気ブランドの高機能ダウンは早々と品薄になることもありますので、早めにチェックしてみてくださいね。
UNITED ARROWS 別注<WOOLRICH(ウールリッチ)> COCOON ダウンコート 19AW
最近は、「インナーダウン」になる薄手のダウンコートやベストも人気。気温に合わせて、インナーダウンだけを着たり、上にウールコートを重ね着したり。温度調節しやすいアイテムは現代の生活環境にも合っていますよね。
POINT
- 今年は早めに!増税前や品切れ前に、コートを手に入れておくのも一考
- スタンダードなコートやリバー仕立てのウールコートをチェックして
- ダウンコートは機能&デザインから自分のライフスタイルに合わせて活用しよう
ワードローブの中でも存在感の大きいコート。ライフスタイルや着るシチュエーション、よく着るアイテムとのコーデも考えて、自分に合ったコートを探してみてくださいね。
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