ジュエリーはたくさん持っていないけれど、「パール」なら持っているという方も多いのでは?
ダイヤモンドの煌めきとはまた違った、テリや色の美しさが目を引くパール。
冠婚葬祭やパーティーといったフォーマルなシーンだけでなく、じつは普段使いにも役立つアイテムなのです。
しかし、カジュアルにパールを取り入れるのって、いまいちピンとこない。
そんなあなたへ「マーベラス・ミセス・メイゼル」の主人公、ミッジのファッションを例に、普段使いできるパールの選び方をお届けします。
【50年代を映し出すレトロファッション】
1950年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に、主婦の活躍を描いた「マーベラス・ミセス・メイゼル」。
昨年度のエミー賞でも5冠を達成した話題の作品であり、日本での人気も高まっています。
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2018年の12月にはシーズン2も放送開始。
もうみたよ!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
コメディエンヌ(漫談師)を目指す主人公ミッジの痛快な物言いは、可愛い衣装とのギャップも相まってとてもインパクトフル。
「着たいものを着て、言いたいことを言う」。
そんなミッジのファッションも作品に欠かせない魅力なのです。
ワンピースと同じ生地を裏地に使用したコートや、カラフルなのにくどくならない配色。
さらにバランスのとれたジュエリー使いが、50年代のレトロファッション好きには堪りません。
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たくさんのジュエリー・アクセサリーが登場する本作。
ミッジをはじめとして、さまざまな人が身につけているのがパールネックレスです。
【カジュアルに使えるパールネックレスって?】
「パールを合わせるとフォーマルになりすぎるのでは?」
「カジュアルな洋服には合わせにくい」
こういった不安もあることでしょう。
しかし、その疑問や悩みは、パールの選び方で解消できます。
では、カジュアルにパールを取り入れるためには、どのように選べば良いのでしょうか。
ビーズにスワロ、異素材MIXでカジュアルに
まずは「パールと異素材の組み合わせ」。
パールとビーズを組み合わせたネックレスは作中でも頻繁に登場し、ミッジだけでなく母親のローズも多用しています。
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ビーズのカラーは洋服の色を拾うことで統一感が生まれます。そのため、ビーズの入ったネックレスを購入する前には、どんな色の服を持っているのかを改めてチェックしてみると良いでしょう。
異素材を組み合わせることで、パールのしっかり感を少し控えめに。
カジュアルなファッションに大人の品格を添えてくれるのです。
バロックにオーバル、形を変えて遊びをプラス
つぎは「パールの形や大きさ」です。
パールはラウンドだけでなく、バロックと呼ばれる不定形や、オーバルなど種類がとても豊富。
ラウンドはフォーマル感が強くなるため、同じ大きさの粒ならバロックやオーバルを選んで表情豊かに。
シーズン1の第3話で観客が身につけていたオーバルネックレスも、ほど良いカジュアル感がちょうど良いバランスですね。
スタイリングに抜け感が欲しいという方におすすめ。
ロングタイプは幅広いコーデにマッチ
最後に「ロングタイプのパールネックレス」。
女性らしい柔らかさをプラスし、ワンピースだけでなくパンツスタイルにも華やかさを添えてくれます。
そのまま垂らして一連でもよし。
長さが十分にある場合には二連、三連にしてボリュームを出すこともできます。
とくに三連は作中でもさまざまなスタイリングで用いられ、普段使いできるヒントがたくさん散りばめられています。
幅広いシーンに合う一本が欲しい方にぴったり。
アメリカだけでなく、日本でも高い評価を得ている「マーベラス・ミセス・メイゼル」。
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50年代ファッションが好き!という方も、パールのネックレスが気になる方にも、参考になるスタイリングが盛りだくさんです。
そして、コメディエンヌとしてのキャリアを歩む、ミッジの活躍からも目が離せません。
「マーベラス・ミセス・メイゼル」は、Amazonプライムビデオにてシーズン2まで配信中なので、ぜひご覧くださいね。
POINT
- カジュアルファッションに「パール」をプラスして華のある大人顔に
- 異素材やバロック・オーバルは、普段使いしやすいパールのデザイン
- ロングタイプは一本でマルチに活躍
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。