デパ1ジュエリーといえば「agete(アガット)」。
「4℃(ヨンドシー)」に並ぶ有名なジュエリーブランドですが、どんなブランド?と聞かれるとどのように答えられるでしょうか。
石使いが独特な主張の強いブランド?
それともフェミニンで華奢なデザインが特徴のブランドでしょうか。
実はどちらも正解。
「レトロでありながらモダン。クラシックでありながらファッション」という相反する要素を意識してデザインを行なっているからです。
【日本のジュエリーブランド】を紹介するシリーズ、第二回目は「agete(アガット)」。
展開ブランドとパーソナリティに寄り添うジュエリーの魅力をお届けします。
ageteとは。4つのブランドと歴史
1990年、東京・青山の骨董通りに一号店をオープンした「agete(アガット)」。
商品は多様で、ベーシックなものからデザイナーズまでを扱うセレクトショップのような形態でスタートを切りました。
オープン当初から、半貴石をあしらったジュエリー・アクセサリーを展開。
なかでも他のブランドではあまり取り扱われることのなかった「ラブラドライト」を用いるなど、すでに独自の路線を切り開いていたのです。
ダイヤモンドやサファイアといった貴石だけでなく、半貴石を積極的に取り入れる姿勢は今も健在です。
現在の運営会社は「株式会社サザビーリーグ エーアンドエスカンパニー」。
「Ron Herman(ロンハーマン)」を手がけるサザビーリーグ社から、ジュエリー・アクセサリーを手がける部門が2000年に独立。
独立と同時に「NOJESS(ノジェス)」、その8年後に「BELLESIORA(ベルシオラ)」を立ち上げています。
一番新しいライン「LAMBDA(ラムダ)」は、2023年に誕生しました。
agete(アガット)
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ダイヤモンドやサファイアといった貴石だけでなく、 半貴石を日常に馴染むようデザインしたジュエリー・アクセサリーも楽しめる「agete(アガット)」。
素材はゴールドとシルバーを中心に、シーズンごとにトレンドを反映した「ファッション」ジュエリー・アクセサリーを提案。
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石選びからカッティングまでこだわった大胆な石使いは、鉱物好きの方もきっと刺さるはず。
クラシカルで存在感のあるデザインを、ゴールド・プラチナ・シルバーで表現。
チャームにはK5といったK10以下の金種も採用しています。
NOJESS(ノジェス)
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2000年に誕生した「NOJESS(ノジェス)」。
コンセプトのひとつに「パリジェンヌのエスプリ」を挙げています。
ベーシックなデザインにほんの少しの遊び心を加え、アンティークを自身のスタイルに落とし込むパリジェンヌのように、新しい発想で自分らしさを表現するためのジュエリー・アクセサリーを展開。
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agateよりも可愛らしいデザインが多く、比較的お手頃価格です。
おもな素材はゴールド・プラチナ・シルバー。
ゴールドはK5・K10・K18を採用しています。
BELLESIORA(ベルシオラ)
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2008年に誕生したラグジュアリーライン「BELLESIORA(ベルシオラ)」。
テーパーバゲットカット、バゲットカットのダイヤモンドをあしらった特徴的なデザインは、ダイヤモンドの新たなる魅力を提案。
素材はゴールドとプラチナを採用。
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ルビー、サファイアもテーパーバゲットカットを採用しており、シャープさとエレガントさを讃えたジュエリーをお探しの方にぴったり。
LAMBDA(ラムダ)
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2023年に誕生したジェンダーレスライン「LAMBDA(ラムダ)」。
ボーダレスをコンセプトに、ジョイントパーツによってオリジナルの組み合わせが生み出せる「カスタマイズ」可能なジュエリー・アクセサリーを展開しています。
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リングからネックレスへ。
ブレスレットからピアスへ。
気分やシーンに応じてボリュームが調整できる新感覚のジュエリー・アクセサリーです。
素材はK18とシルバーを採用。
ジュエリーをよりパーソナルなものへと導く「agete(アガット)」のアイテム
創業当時より石に対してのこだわりを持ち続け、デザインへどう反映するか、どのように新しいスタイルへ取り入れられるかを考えてきた「agete(アガット)」。
しかし、こだわりは石だけではありません。
ジュエリーをパーソナルな存在と捉えたことから、2000年代初頭には「モチーフ」、そして「チャーム」のコレクションが登場。
現代では石へのこだわりと並んで、「モチーフ」と「チャーム」が「agete(アガット)」の代表的なアイテムとなりました。
POINT
- 1990年、東京・青山で誕生した「agete(アガット)」
- agete以外には、NOJESS(ノジェス)・BELLESIORA(ベルシオラ)・LAMBDA(ラムダ)を展開
- 石だけでなく、よりジュエリーをパーソナルなものにする「モチーフ」と「チャーム」にも注力
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。