約3年間、マスク生活を行なってきたなかで変化したもののひとつがメイク。
令和5年5月8日から新型コロナウイルスの分類が2類相当から5類に変更となり、また3月13日にはマスクの着用が個人の判断に委ねられると厚生労働省からアナウンスがありました。
厚生労働省:マスクの着用について
長らくメイクトレンドから離れていたという方も、マスクを外す機会が増えそうな今だからこそあらためてメイクの楽しさを見直してみませんか?
今回は「脱マスク」&リップメイクについて。
2023年の最新メイクトレンドと脱マスクのリップメイクのポイントをご紹介!
2023年メイクトレンドのキーワードは「シアー感」と「下まぶたメイク」
脱マスクはまだ少し先になりそうという方も、昨年と比べてお出かけの機会は増えそうな2023年。
やはりメイクは少しトレンド感あるものを取り入れたい!となったなら、「シアー感」を意識して。
マスクを外すのに抵抗があるなら「下まぶたメイク」をおさえましょう。
ベースは「シアー」で他のパーツを際立たせる
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2023年のメイクは水のような「薄いツヤ感」のある、質感優先のメイクが流行。
特にベースメイクは「シアー感」のある下地やファンデーションがトレンドです。
マスクを外す機会が増えるこれからの季節、隠れがちだった肌を活き活きとみせてくれます。
また、ツヤを加えてあげることで他パーツのメイクを際立たせる効果も。
多種多様な下地が展開されているなか、注目を集めているのが肌の凹凸を滑らかにみせてくれるタイプと肌をトーンアップするタイプ。
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たとえば毛穴のお悩みには、肌を自然に均一に仕上げてくれる下地が活躍。
肌の凹凸をコンシーラーで埋めるより軽やかに見えるため、素肌感のある自然な仕上がりに。
赤みやくすみが気になるという方には、色付きの下地がおすすめ。
赤みにはグリーン、くすみにはブルーとお悩みに応じて適した色が異なるため、解消したい悩みは何か?を優先して考えてみましょう。
トーンアップ下地を塗る際は全顔に塗らず、顔の中心から外側にかけてグラデーション塗りを。
そうすることで顔の中心に光を集めるため、より立体感が生まれます。
「下まぶたメイク」で顔の間延びを撃退!
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脱マスクとなると、気になるのが顔の下半分。
ここ数年マスクで隠れていた分、顔の間延びが気になって外せない方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが「下まぶたメイク」。
下まぶたに重さを出してあげることで、顔の下半分がグッと締まります。
具体的には下まぶたの目のキワに、ブラウンのアイシャドウを入れる方法がひとつ。
目尻の三角ゾーンのみに入れるなど、バランスをみながらみせたい目元に近づけてくださいね。
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アイシャドウは少し難しいけれど、他のアイテムでトレンドも間延びもカバーしたい!ということであればカラーマスカラを。
取り入れるならブラックに近い深めのグリーン。
下まつげ一本一本に丁寧に塗ることで、存在感がありながらもぬけ感ある目元に。
2023年最新リップトレンドは?「質感」と「カラー」に注目
マスクメイクは目元重視でしたが、マスクが解禁となりリップメイクに注目が集まっています。
ここでは最新のリップトレンドの3つのポイントをご紹介。
「質感」を楽しむリップメイク
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マスクにつくためリップは塗らないか、塗ってもマット一択という方も多かったのでは。
脱マスクに伴い、リップ選びで最も変わりそうなのが「質感」。
久しぶりに「ツヤ」を楽しめるため、口紅でもシアーな質感が人気傾向です。
美容液成分・保湿成分が配合されたリップも要チェック。
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手持ちのマットリップも下地にプランパーをつかうことで質感が変化します。
プランパーとは唇用美容液の通称で、プランプ/Plump(膨らんだ、ふっくらした)という言葉が語源。
保湿にもなり、縦皺が消えて色乗りもよくなるため、一本手に入れてみてはいかがでしょう。
「マット」を一本選択するならパールが配合されていたり、スフレ感があったりとべたっとならない質感のものを。
主役の「カラーリップ」
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つぎに注目したいのが鮮やかな「カラーリップ」。
リップメイクが控えめだったからこそ、色で遊びたいですよね。
鮮やかなカラーを唇にのせる際、濃く色をのせないことがポイント。
リップライナーで縁取らず、唇の中心から外側に軽くタッピング。
塗るのではなく、叩いて重ねるイメージで。
そうすることで鮮やかなカラーが元の肌や唇の色から浮かずに、こなれた大人のリップメイクに仕上がるのです。
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派手な色は少し…という場合には「血色リップ」を。
ピンクブラウンやベージュピンク、コーラルピンクなど、控えめだけれど少し血色を感じる色を選んで。
アイシャドウと色味を合わせてあげると統一感が生まれますよ。
まだまだ手放せないマスクメイクに大活躍の「ティント」
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脱マスクといえどもマスクが必要な場面も多いですよね。
そこで頼れるのはやはり「ティント」。
マスクメイクで注目されていたアイテムも、あらためて魅力をおさらいしてみましょう。
ティントとは染料のように、唇にしっかりと色をのせてくれるリップアイテム。
通常の口紅よりも落ちにくいことから、マスクメイクに欠かせない存在となりました。
マットなイメージであったティントも、現在では多様な質感が登場しています。
ツヤ感のあるものからスフレのような柔らかい質感のものまで、マスク着用の有無に関わらず、これからも頼れるリップアイテムとなりそうです。
POINT
- 2023年メイクトレンドは「シアー」「下まぶたメイク」
- 脱マスクのリップメイクのポイントは「質感」「鮮やか・血色カラー」
- マスクメイクに欠かせないティントは質感が豊富に
【あわせて読みたい】トレンドの「ジョイフルカラー」をリップに取り入れても良さそうですね。
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。