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【ジュエリーブランドの名品】シェーヌ・ダンクル、パンク。HERMES(エルメス)の魅力とは

フランスはパリのバス・デュ・ランパール通り、マドレーヌ地区。

ここで小さな馬具工房として歴史をスタートさせ、現在では世界中から支持されている「一流」を冠するにふさしいブランド、エルメス

憧れ、望まれる。
数あるブランドの中でもひときわ光輝を放つブランドです。

【ジュエリーブランドの名品】第二十二回目は「HERMES(エルメス)」
ブランドの歴史と、エルメスのジュエリーについてお届けします。

「バーキン」「エルメス劇場」。エルメスの魅力とは

 

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1837年、フランス・パリ創業の「エルメス」。
創業以来大事にしてきたのは2つの軸。

「人」と「時代」に寄り添うエルメス

ひとつは職人の緻密なものづくり。

そしてもうひとつはお客様のライフスタイル。

不変的な美しさを讃えたものを生み出す一方で、移ろう時代や個人の変化にも目を向けてきたのです。

そこにあるのは、常に人へ寄り添う姿勢。

ブランドの中でも人気の「バーキン」は、「ジェーン・バーキン」といった「人」のために作られた逸品というのは有名な話ですよね。

1880年、エルメスの本店は現在のパリのフォーブル=サントノレ通りへと移転。

特に「エルメス劇場」と呼ばれるショーウィンドウは、季節の移り変わりや様々なテーマからインスピレーションを受け、商品の陳列に留まらない独自性でパリの人を魅了し、楽しませてきたのです。

エルメスのジュエリー・アクセサリー

 

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「バーキン」や「ケリー」、「ピコタンロック」など、バッグが有名なエルメス。

レザー用品以外にもアパレルや食器、化粧品、ジュエリーなどを展開しています。

ジュエリーの展開は1927年から。

蹄鉄(ていてつ)の釘や鞍(くら)の両脇に下げる鐙革 ( あぶみがわ )などの馬具からインスパイアされたジュエリーから、エルメスが誇る上質なレザーを用いたアクセサリーまで。

エルメスだからこそ生み出すことが叶うデザインは、一生を共にするにふさわしいジュエリー・アクセサリーといえるでしょう。

エルメスを代表する名品3選

馬具とジュエリー。
一見関係がなさそうに思えますよね。

しかし、馬具の製作には高い技術力が求められるのです。

馬具を作る職人は革の扱いに長けているだけではなく、金属や木材などさまざまな素材への造詣が深いことも求められるからです。

約200年にわたるエルメスのクラフトマンシップは、日々の鍛錬と積み重ねた歴史があるからこそ、さらなる輝きを増しているのです。

ただ、レザーグッズと比べると存在が隠れてしまいがちなのも否めません。

ここではエルメスを代表する三つのジュエリーラインをピックアップします。

エヴァー・ケリー(EVER KELLY)

エルメスの中でも特別な「ケリー」。

「グレース・ケリー」が愛用していたことからこの名を与えられたバッグの象徴的なパーツ。

クラスプ(留め具)やカデナ(南京錠)をモチーフに時計やジュエリーが生み出されています。

エヴァー・ケリーは、トゥレ・クラスプのシェイプをジュエリーに落とし込んだシンプルなデザイン。

無駄のない削ぎ落とされた美は、柔らかい肌の上で優美に光ります。

シェーヌ・ダンクル(Chaine d’Ancr)

 

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1938年。

エルメスがジュエリーを展開してから約10年に展開されたのがシェーヌ・ダンクルです。

現在に至るまで約90年以上愛されてきたジュエリー。

錨の鎖からインスパイアされたデザインは、シンプルで不変的な美を讃えています。

サイズの異なるコマを選び、自分にぴったりの組みわせを考えられるという特性から、同じアイテムであっても着ける人により見せる表情が異なるのも特別感を高めてくれますね。

パンク(Punk)

 

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シェーヌ・ダンクルのコマを伸ばし、安全ピンのようなフォルムにしたパンク。

よりロックでモダンな印象になったデザインは、ジェンダーレスで身につけられるジュエリーです。

パンク精神を宿した美しきシルバーは、明日の自由を勝ち取るためのお守りともなってくれそう。

POINT

  • 1837年、エルメスはフランス・パリで創業
  • 常に人へ寄り添う姿勢で、楽しませ喜びを与えるアイテムを生み出してきた
  • 馬具製品を手がけてきた高い技術力を活かしジュエリー・アクセサリーを製作

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