特別なギフトやちょっと奮発して自分のためにご褒美を。
オンラインでの買い物もメジャーになってきたといっても、きっとそんなとき足を向けるのはデパート。
そしてデパートの一階は誰もが足を踏み入れる場所。
例外はありますが、多くはジュエリーショップやコスメカウンターが立ち並びます。
今回はデパート(百貨店)の一階に店舗を構える、いわゆるデパ1ジュエリーブランドについて。
デパ1ジュエリーとは?おすすめのデパ1ジュエリー、代表的な7ブランドも併せてご紹介します。
デパ1ジュエリーブランドの定義と魅力
デパ1ジュエリーとは?
「デパ1(デパワン/デパイチ)」とは、デパートの一階を指す言葉。
デパ地下(デパートの地下階、おもに食料品売場)と同じ使い方ですね。
「デパ1」はおもにSNSで用いられ、デパ1ジュエリーやデパ1コスメというように、名詞の前につけて使用されます。
そもそもデパ1ジュエリーとは何を指すのでしょうか。
基本的にはデパートにより出店ブランドも異なるので、これがデパ1ジュエリー!といった定義はありません。
ただ、デパ1ジュエリーという用語を使用する際、以下が共通認識として使用される傾向にあります。
- デパートの一階に店舗がある
- 日本生まれのブランド
- ライトジュエリーの取り扱いがある
デパートの一階にはさまざまなブランドが展開しておりますが、「デパ1ジュエリー」に言及する際、基本的には日本発祥のジュエリーブランドを指す傾向にあります。
また、上記のすべてを満たす必要はありませんが、なかでもライトジュエリーの取り扱いがあることは大きな前提かと思われます。
デパ1ジュエリーブランドの魅力
ライトジュエリーとは、いわゆるシルバーやK10以下のゴールドといった素材を使用したジュエリー。
デパートの一階というたくさんの人が訪れる場所だからこそ、手に取りやすい価格のライトジュエリーを展開していることは大きな魅力となります。
また、拓けた場所で多種多様なジュエリーブランドが立ち並んでいるため、気負わずにたくさんのジュエリーを試せるというのもデパ1ならでは。
親しみやすく魅力的!日本のジュエリーブランド7選
ここではデパ1ジュエリーブランドの中から、代表的な7ブランドをご紹介。
agete(アガット)
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1990年、東京青山にアガット一号店をオープン。
オリジナル以外にもヨーロッパのアンティークジュエリーを扱うセレクトショップのような一面も持っていました。
デザインの特徴はクラシカルで繊細。
ゴールドはK5からK18までを扱い、遊びのある色石使いに惹かれるブランド。
AHKAH(アーカー)
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1997年、宝石商の娘として生まれた福王寺朱美が立ち上げたアーカー。
宝石鑑定士の資格を持つ彼女が生み出すクリエイティビティは、国内外問わずに愛されています。
シンプルからキャッチーなデザインまで。
身に付ける人らしさを引き出し、日常生活に溶け込む普遍的な美しさを創り出すブランド。
e.m.(イー・エム)
「“想像(Imagination)”と“創造(Creation)”で世界中をHAPPYにする」をコンセプトに、新しい価値を生み出してきたイー・エム。
創業年は1996年。
コンテンポラリーで存在感のあるデザインが特徴で、キュービックジルコニアをあしらったアクセサリーはブランドのシグネチャとして唯一無二の存在感を放っています。
VENDOME AOYAMA(ヴァンドーム青山)
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1973年、日本の女性が日常的にジュエリーを身につけ、その楽しさを謳歌できるようにとの思いから生まれたヴァンドーム青山。
宝飾品の聖地であるヴァンドーム広場が由来。
「知的・エレガンス・ベーシック」というコンセプトのもと、タイムレスで日常使いができるジュエリーを展開。
COCOSHNIK(ココシュニック)
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2006年、大手アパレル「ワールド」より展開されたココシュニック。
キーワードは「高感度」「日常感覚」「本物志向」、モダンでありながら流行に左右されないジュエリーを展開しています。
ひねりのある大人のためのデイリージュエリー。
STAR JEWELRY(スタージュエリー)
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1946年横浜にて創業のスタージュエリー。
当初から店内に工房を併設、国内ジュエリーメーカーでも古い歴史を持つブランドです。
ジュエリーを身につける習慣がなかった時代、ヒット商品を生み出すだけに留まらずどう身につけるかのスタイルも提案してきました。
留め具のデザインやオリジナルの爪留めなど、細部にまで輝きを忍ばせています。
4℃(ヨンドシー)
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1972年の東京でその歩みをスタートしたヨンドシー。
ブランド名である4℃は、氷の張った水の底で唯一魚が生息できる安らぎの温度であり、水のように変わらぬ本質を持ち続けたいとの願いが込められています。
現在でもギフトとして選ばれることが多く、バランス性の高いデザインが高い人気を誇ります。
POINT
- 「デパ1ジュエリー」とは、デパートの一階にある日本生まれのブランドを指す傾向にある
- 多くはライトジュエリーの取り扱いを行なっている
- デパートの一階という拓けた空間だからこそ多様なジュエリーを試しやすい
無意識に通り過ぎていたという方もきっと多いデパ1ジュエリーブランド。
常設でなくてもポップアップショップでジュエリーの取り扱いがあったりと、流行に触れられる場所でもあります。
今はどんな石がある?
デザイン、素材は何がトレンド?
インターネットとはまた異なるリアルなトレンドに触れられる場所なので、気軽にチェックしてみてはいかがでしょう。
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