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シャギーとは?モヘアとは?冬ニットの「ふわふわ」英語表現

ふんわり、ふわふわ、ふっくら…暖かく柔らかい手触りのニットは冬ならではのおしゃれの楽しみですよね。

特に今季(2024-2025秋冬)は、毛足が長くゆるっとしたシルエットのニットがトレンドで、店頭にもたくさん並んでいます。

今回は、これら「ふわふわニット」の種類や呼び方を紹介します。

シャギー(Shaggy)の意味と使い方

今年らしさ満点のニットといえば文句なくこれ、といえるほど流行しているシャギーニット。


シャギーニットの特徴は長い毛足で、ニットの他にもコートやバッグなどいろいろなアイテムがあり、重く単調になりがちな冬の着こなしに軽さとアクセントを与えてくれます。



シャギー(Shaggy)の語源は人や動物の毛が長く伸びたようすと言われています。英語では、脈絡のない話を延々と聞かせて相手をうんざりさせる様子を「Shaggy-Dog Story」(※由来は諸説あり)と言ったりもするそう。

ほかにも毛先に不規則な段差をつけて切ることで毛束に動きと軽さを出した髪型を「シャギーカット」、毛足の長い敷物を「シャギーカーペット」など、ファッションのさまざまな分野で使われる用語です。

モヘア(Mohair)の意味と使い方

同じくふんわりと柔らかいニットの種類として人気があるのが「モヘア」です。

上記のシャギーは加工方法の一種ですが、モヘアは素材名で、アンゴラ山羊の毛からとれた毛糸を指しています。

「モヘヤ」と書かれることもあり、語源はアラビア語の「ムハイール(mukhayyar)」。「選ばれたもの」「珍しいもの」といった意味があり、同じアンゴラのつく「アンゴラウサギ」の毛と区別するためにこう呼ばれていたという説が有力です。

軽く上品な光沢と暖かさ、染色のしやすさが特徴。また丈夫さも兼ね備えていて、ローゲージでも切れにくいため、店頭でもゆるく編んだきれいなカラーのモヘアニットや小物をよく見かけるのではないでしょうか?

ほかにもある「ふわふわ」表現

ファッションの世界では、ほかにも「ふわふわ」を表現する言葉がいくつかあります。

英語では

  • フラッフィー(fluffy):綿毛のような
  • エアリー(airy):空気のような
  • ダウニー(Downey):羽毛のような

などがよく使われます。

いずれも、自然界のふわふわしたものが語源になっているのが面白いですね。

ふんわりした着心地や食感を表すために、洋服以外にもお菓子や柔軟剤などの商品名に使われているのを皆さんも見たことがあるのではないでしょうか?

海外で買い物をするときに、ぱっと上記のような単語が出てこないときは「Soft(柔らかい)」や「Light(軽やか)」などでもニュアンスが伝わりますよ。

POINT

  • 「シャギー(Shaggy)」は毛足の長いようすを表す言葉。シャギーニットはこの冬の一大トレンドに
  • 「モヘア(mohair)」はアンゴラ山羊の毛から作った毛糸素材。きれい色のゆるニットで楽しんで
  • 「フラッフィー(fluffy)」「エアリー(airy)」「ダウニー(ダウニー)」も「ふわふわ」を表す単語