近年、温暖化の影響か、昔ほど冬の寒さが厳しくなくなった…と感じる方も多いのではないでしょうか。
東京など都市部の冬の平均気温は数十年前より3~4℃上昇しており、それ以外の地域でも積雪量が減っていることがわかっています。
もちろん真冬に長時間外にいる場合は別ですが、ロング丈のダウンコートなどは「出番が減った」と思いませんか?
2024年も暖冬になるという予測が主流で、外出時に厚手のコートが必要な日は去年同様少なくなるかもしれません。
今回は、そんなときにおすすめの軽めのアウターにはどんなアイテムがあるのか、今季のトレンドも取り入れながら紹介します。
暖冬におすすめのアウター 1)ジャケット
近年は、本格的に冷え込むのは年を越してから…という地域も増えてきています。
ニットやブラウスなどのトップスに羽織るアウターとして、秋の定番ともいえるテーラードジャケットやノーカラージャケット。
薄くて暖かい機能性インナーやマフラー・ストールなどの小物と合わせれば、年内いっぱいあたりまでフル活用できそうです。
本格的に寒くなったら、トップスとボトムスはそのままで、ジャケットのかわりにチェスターコート(ジャケット型でやや長め丈のコート)を合わせるだけでコーディネートが完成します。
暖冬におすすめのアウター 2)ブルゾン
コートよりも薄手で軽いブルゾンは、車での移動や、通勤で電車やバスに乗ったら思いのほか暑い…というときにもさっと脱ぎ着ができて便利です。
下のようなMA-1タイプのブルゾンも引き続き人気。黒やカーキがハードすぎると感じるときは、ベージュやオフホワイトなどの優しいカラーがおすすめです。
暖冬におすすめのアウター 3)ベスト
ニットだけでも過ごせそうな小春日和には、トレンドアイテムでもあるベストを合わせると、見た目もおしゃれに決まります。
オフィスでも着られそうなシンプルなデザインから、デニムやスウェットに合うカジュアルなデザインまで幅広く出揃っていますので、ふだんのスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
「ベストやジャケットは肩が凝って」という人は、下のような「ポンチョ」もおすすめです。
POINT
- ジャケットは年内いっぱいまで着回せそう!寒くなったらチェスターコートに替えるだけ
- 移動には軽くて脱ぎ着しやすいブルゾンがおすすめ
- ニットやスウェットにベストを合わせるとトレンドの着こなしに
ところで、暖冬はうれしい面もありますが、もしもその原因が地球温暖化だとしたら、今後の気候変動の影響も気になります。
日々の生活で電気や水を使いすぎていないか、環境への負荷が高い衣食住のスタイルを選んでいないか…といったことも考えつつ、この冬も過ごしたいですね。
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!