ボリューミーなシルバーにキュービックジルコニアがきらめくリング。
一目で「e.m.(イーエム)」のリングだとわかる独創的なデザインに魅せられた方も多いのではないでしょうか。
無骨さと洗練さ、製品としてのクオリティにこだわっているからこその絶妙なバランスは、他のブランドにはない特別で唯一のアイテム。
シルバー好きのためのブランドといったイメージが強いかもしれませんが、展開ブランドは4つ。
「他にはない」をベースに、キュートなアクセサリーからエレガントなゴールドジュエリーまで、異なる雰囲気のブランドを展開しています。
【日本のジュエリーブランド】を紹介するシリーズ、第七回目は「e.m.(イーエム)」。
ブランドの歴史と、展開ブランドの特徴をご紹介。
e.m.(イーエム)とは。4つのブランドと歴史
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「e.m.(イーエム)」は「イー・エム・デザイン株式会社(e.m.design Co.,Ltd.)」と、「イー・エム・ボックス有限会社(e.m.box Co.,Ltd.)」のふたつの会社で運営されています。
それぞれ創業は2001年と2003年。
事業内容は「自社ブランドの企画、製造、卸し」と「イー・エム・デザイン株式会社からの商品の仕入れ、店舗展開」。
その他にも「イー・エム・デザイン株式会社」はインテリアの仕入れ販売やグラフィックデザイン、空間デザインなども行なっています。
ブランドとしての立ち上げはさらに遡り1996年。
版画を販売している企業で働いていた飛田眞義と、専門学校で彫金技術を磨いた仲谷英二郎の二人が24歳の時、個人事業として「e.m.(イーエム)」を立ち上げたのがはじまりです。
ものづくりが好きな二人だからこそ、「e.m.(イーエム)」の「みんながよろこぶモノづくり」「ありそでなさそなモノづくり」という企業理念が生まれたのですね。
e.m.(イーエム)
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「e.m.(イーエム)」といえばシルバージュエリー。
キュービックジルコニアをあしらったリングは、ブランドのシグネチャとして長年に渡り愛されています。
ダイヤモンドやパールといった宝石もただ仕立てるのではなく、「ありそでなさそ」を追求し唯一無二の個性を発揮。
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素材だけでなく加工や石留め、デザインすべてに「e.m.(イーエム)」を感じます。
ボリューミーでクラフト感のあるシルバーを愛している方の心を鷲掴むシルバージュエリー。
創業当時から人気のシグネチャリングを含む「e.m.eternal」と呼ばれるコレクションは、いままでもこれからも愛されるブランドを代表するジュエリーたちです。
価格帯は5千円から50万円ほど。
素材はシルバー以外にもK18やK10、プラチナのジュエリーも展開しています。
LOVE BY e.m.(ラブバイイーエム)
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2009年に誕生した「LOVE BY e.m.(ラブバイイーエム)」。
デザイナーがそのとき感じるLOVEをカタチにしたブランド。
パールやリボンモチーフなどをあしらったキュートなアクセサリーを展開しています。
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コーデの「はずし」になるインパクトフルなアイテムをお探しの方に。
価格帯は5千円から60万円ほど。
素材は真鍮をメインに、樹脂のアイテムを展開。
little emblem(リトルエンブレム)
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柔らかくも芯のある女性をイメージしたジュエリーコレクション「little emblem(リトルエンブレム)」。
めっきではないゴールドを用いて、ダイヤモンドやルビーなどの貴石をセッティングしたハイクオリティなジュエリーです。
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一見シンプルなソリテールリングに見えても、手のひら側に一粒小さなカラーストーンがセッティングされていたりと、上品なだけではない自分だけの「愛」が詰まったデザインはお守りジュエリーとしても。
価格帯は2万円から30万円ほど。
素材はK9、K10、K18のイエローゴールドとピンクゴールドを展開。
e.m. marriage(イーエムマリッジ)
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「e.m.(イーエム)」のブライダルコレクション「e.m. marriage(イーエムマリッジ)」。
「e.m.(イーエム)」らしいオリジナリティ溢れるデザインに、培った技術力でふたりの好みをカタチにするセミオーダーも可能。
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ブライダルジュエリーらしさではなく、クリエイティブなデザインを求めるカップルに。
POINT
- 2001年白金で誕生した「e.m.(イーエム)」
- 飛田眞義と仲谷英二郎の二人が1996年ブランドを立ち上げ
- 「みんながよろこぶモノづくり」「ありそでなさそなモノづくり」という企業理念を元に独創的なジュエリーを展開
- 「e.m.(イーエム)」以外に「LOVE BY e.m.(ラブバイイーエム)」「ittle emblem(リトルエンブレム)」「e.m. marriage(イーエムマリッジ)」を展開
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。