コラム

宝石や鉱物が見られる博物館、おすすめ5選。【東京・山梨・三重・兵庫】

ジュエリーを好きになったら、きっと次にはまるのが「」。
宝石や鉱物の意味を知りたくなったり、外観だけでなく硬さや輝きの秘密も知りたくなりますよね。

ジュエリーショップだけでなく、ミネラルショーなどでジュエリーにセッティングされる前の宝石や鉱物を手に取れる機会が増えましたが、常設ではありません。

そこでおすすめなのが博物館。
今回はお出かけシーズンに楽しめる、宝石や鉱物が見られる博物館を5館ご紹介します。

宝石や鉱物が見られる博物館【東日本】

国立科学博物館(東京都)

美術館・博物館が複数集まる東京・上野にある「国立科学博物館」。

上野の美術館や博物館の中でも歴史が古く、「かはく」の名で親しまれる日本最大級の博物館です。

地球館地下2階に、地球を作る物質である表層部の鉱物や隕石を展示。

壁状に並べられた鉱物は、結晶の形がはっきりとわかる大きなものや、色が美しいものばかり。

国立科学博物館にはほとんどの日本産鉱物種が登録標本として保管されており、約三万数千点におよぶ標本の一部を展示物として見ることができるのです。


また、日本館3階では日本屈指の鉱物収集家であり、研究者としても知られていた櫻井欽一博士のご遺族から寄贈された「櫻井鉱物コレクション」を楽しめます。

公式サイト

山梨宝石博物館(山梨県)

 

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日本有数の宝石の産地であり、研磨など加工を行う山梨県。

富士五湖のひとつに数えられている河口湖の近くに「山梨宝石博物館」はあります。

原石からジュエリーまで堪能できる博物館であり、特に約50種類の主要宝石の展示は圧巻です。

 

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原石・ルース(裸石)・ジュエリーにセッティングしたものをそれぞれセットで展示。

原石からどのように加工され、人の手によって輝きを放つ宝石となるのかを、比較して鑑賞することができます。

また、宝石カット職人として名高いドイツのムーンシュタイナー、水晶彫刻を芸術の域に高めた山梨の宝石彫刻家・宅間正一の作品も鑑賞可能。

公式サイト

山梨ジュエリーミュージアム(山梨県)

甲府駅から徒歩10分の位置にある「山梨ジュエリーミュージアム」。

「山梨の地場産業である宝飾産業と山梨ジュエリーのすばらしさを発信する施設」との言葉通り、展示だけでなく宝石の研磨体験も楽しめます。

展示室は5室。
常設展示室が3室に、企画展示室が2室。


体験の種類も豊富で、宝石の研磨体験のほか石留め体験、熟練の職人の研磨工程や宝石に彫刻を施す工程を見学することも可能です(いずれも土日祝日のみ)。

公式サイト

宝石や鉱物が見られる博物館【西日本】

真珠博物館(三重県)


ミキモト真珠島内にある施設のひとつ「真珠博物館」は、国内初の真珠専門博物館です。

【ジュエリーブランドの名品】「真珠王」と呼ばれたMIKIMOTO(ミキモト)

「人と真珠 ~そのかかわりを考える~」をテーマに、真珠の構造や養殖法を資料を交えて展示。


また、真珠を用いたジュエリーも多数展示しており、アンティークジュエリーや工芸品など、普段目にすることのできない豪華絢爛な品々を堪能できます。

真珠が好きな方や、ジュエリーの造形についてもっと色々知りたい!という方におすすめの博物館です。

公式サイト

玄武洞ミュージアム(兵庫県)

兵庫県最大の石の博物館「玄武洞ミュージアム」。

国の天然記念物「玄武洞」の入口にあり、世界各国から集められた光る石・奇石・化石・鉱物などを展示しています。

恐竜の化石や鉱物の展示は2階フロア。


ガラスケースに入れられた鉱物の中には、宝石に仕立てられそうな美しい鉱物も多数展示。

光る石のコーナーは、鉱物の知識がない人でも興味をそそられるはず。

大人から子どもまで楽しめる博物館です。

公式サイト

POINT

  • 圧巻のコレクション数を誇る「国立科学博物館」
  • ジュエリー作りの最初から最後まで楽しめる「山梨宝石博物館」と「山梨ジュエリーミュージアム」
  • 日本が誇る真珠のことを知りたいなら「真珠博物館」
  • あらゆる石の楽しさ・魅力を堪能できる「玄武洞ミュージアム」

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