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「日本ジュエリーベストドレッサー賞」(TOKYO JEWELRY FES ’24 Summer)取材レポート

7月12日(金)~14日(日)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される「TOKYO JEWELRY FES ’24 Summer」。

あらゆるジュエリーや素材が一堂に集結する大規模なジュエリーの祭典です。

日本最大級、約250社が出展!主催は国際宝飾展(IJT)を主宰するRX JAPAN。より一般消費者向けのジュエリー展となります。

今回は展示会初日に実施された「第35回 日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」の様子をレポートします!

日本ジュエリーベストドレッサー賞の表彰式を取材しました!

「日本ジュエリーベストドレッサー賞」とは?

7月12日(金)に行われた「第35回 日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」の発表。

「日本ジュエリーベストドレッサー賞」とは、過去1年間を通じて「各世代で最も輝いている人」「宝石の似合う人」を世代別・部門別のそれぞれに分けて、選考し表彰する賞です。

1990年にスタートしたこの賞、栄えある「第35回 日本 ジュエリー ベスト ドレッサー賞」の受賞者には上記の方々が決定!

なおこれまでこの表彰式は国際宝飾展(IJT)内にて開催されていましたが、本年より「TOKYO JEWELRY FES」にて開催することとなりました。

「日本ジュエリー ベストドレッサー賞」表彰された受賞者の声とジュエリーをご紹介!

表彰式は報道関係者だけでなく一般の方々も参加されており、ゴージャスで熱気ある雰囲気。司会はフリーアナウンサーの上重聡さん。
心地良い緊張感の中、ハイジュエリーを身に着けた俳優の方々が順番に登場します!

20代の部 橋本環奈さん

NADIAの『Parfait』Pt×サファイア×ダイヤモンドのネックレス、ブレスレット、イヤリングに『True Beauty』のリングを身に着けて登場。

橋本環奈さんは10年ぶりの受賞となります。

柔らかでパーリィなベージュのロングドレスに、硬質なジュエリーの輝きが映える立ち姿。
「ずっしりしていて緊張します」と言いながらも、堂々とした姿勢、はきはきとした受け答えが印象的です。
3,000万円のネックレスは輝きが凄すぎて、席からはわからなかったのですが、実際にはカラフルな色合いなのだそう。


尊敬している先輩などを参考にしながら、人として余裕のあるジュエリーの似合う女性になりたいという環奈さん。
前回の受賞は15歳のとき。その時よりは少しジュエリーに見合う女性になったのかな、と笑顔を見せてくれました。

朝ドラ主演など、現在最も“乗っている”女優のひとりと言える環奈さん。
輝いている秘訣を聞かれ、「お仕事などから学びをたくさん得て、日々一歩一歩進んでいくことができたから。今後もジュエリーに見合う輝きを増していけるように自己研鑽に励みたい」と、とても謙虚で前向きな意見を述べてくれました。

30代の部 白石麻衣さん

ベリテのPtピンクダイヤ&グリーンダイヤネックレスにPtダイヤモンドリングを身に着けて登場。

スリット入りのロングスリーブをベルスリーブのように着こなしたシックなブラックドレス。
その胸元に輝く1カラットダイヤモンドの2連のペンダントはシンプルでエレガント、幸せな気持ちになると微笑む麻衣さん。(価格も1億円です!)

「小さい頃からキラキラが好き」という麻衣さんは、ジュエリーのデザインやプロデュースもしており、ジュエリーの良さを広めていきたいと思っているそうです。

「こういうのがあったらいいな」を日々考えている、思い描いていた素敵なジュエリーができると嬉しい 受け取った方が喜んで下さるといいな…麻衣さんの言葉は、ものづくりに取り組む真摯さにあふれていました。
デザインの発想は、日常の中から。インテリアの模様や形から連想したりするのだそうです。

乃木坂46卒業後、30代で自分と向き合う時間が増えたという麻衣さん。
ストレスをためこまないで、楽しく、日々の生活を充実させたい」。この言葉には多くの女性が共感するのではないでしょうか。

「ジュエリーは生活する上で大事な存在。どの角度から見られてもいつまでも輝いていられるような女性でいたい」という麻衣さんは、より一歩大人になった上品な美しさをたたえていました。

40代の部 MEGUMIさん

ニッチン(有)のダイヤモンドネックレスにルビーのリングを身に着けて登場したMEGUMIさん。

ジレをイメージするノースリーブのキラキラとしたブラックドレスは膝上丈で健康的。
注目のジュエリーは、ネックレスのダイヤモンドが40カラット以上。
美しいルビーのリングは10カラットにダイヤの取り巻き、価格は2億5000万円!
「ほしいです!」とストレートに言うMEGUMIさん!
ふだんもお仕事終わりなどの節目にジュエリーを手に入れることがあるそうですが、「ここまでのハイジュエリーは生まれて初めてで背筋が伸びる思い」と素直な気持ちを語ってくれました。

40歳の時にご自身でジュエリーを作ったというMEGUMIさん。月モチーフが好きで、月に近い形のダイヤモンドを使ったそう。身に着けると安心感や「がんばるぞ」というスイッチ、気合が入るとのこと。

またMEGUMIさんと言えば「美容本」の大ヒットが思い起こされますよね。
20代のグラビアのお仕事で太陽にあたる生活から肌荒れなどが起き、落ち込んだ時期から心を入れ替えて美容に励んだそう。
美容は見た目だけではなく私のこころを勇気づけてくれる」という感覚が、多くの方に共鳴していただけたと述べるMEGUMIさん。

20年以上芸能界で輝き続ける秘訣として、「やりたいと思ったことには全部チャレンジ!」と力強く答えてくれました。
どんな結果であれ、プロセスを通して経験値は上がる…という前向き思考が素敵です。

「素敵な方とお会いできるこの仕事は幸せ。すばらしい宝石のように、自分の経験がセリフや本で活かされ、女性の方に少しでも前を向いていただけるように」というMEGUMIさん、ポジティブな輝きに満ちていました。

50代の部 篠原涼子さん

SCAVIAのポリネシアンサンセットネックレス(K18WG、ダイヤモンド、ブラウンダイヤモンド、パール)、アネモネホワイトリング(K18WG、ダイヤモンド)、シャーリーイヤリング(K18WG、ダイヤモンド)を身に着けて登場。

篠原涼子さんは今回17年ぶりの受賞。ブラックのタキシードジャケット風ドレス、こちらも膝上丈!

今回のジュエリーはイタリアのハイジュエリーブランド。「ポリネシアの夕暮れ」と名付けられたネックレスは配色の美しさとデザイン性が際立つ存在感。リングも独創的なデザインです。

「ジュエリーはお仕事以外ではあまりつける機会がない、このようなジュエリーは2007年(つまり、前回の受賞時)ぶりにつけた」と、意外にも素朴に語る涼子さん。

年齢を重ねることにより、ジュエリーの輝きに守られていると感じるようになったという50代の涼子さん。ダイヤモンドのパワーが自分のエネルギーを向上させてくれるとのこと。

ジュエリーについては、インスピレーションでこれがいいなと感じたその時のタイミングを大切にしているそう。出会い、縁。1点しかない品に出会って、めぐり合わせを感じて大切に使いたいと優しく語ってくれました。

長年第一線で活躍する秘訣については、「ひとりではやっていけない」ことを感じ「スタッフや応援してくださる方、皆様の気持ちが自分自身のパワーになっている」と感謝を述べる涼子さん。

ジュエリーに支えてもらうように、ジュエリーに負けないような年の重ねかたをしていきたい」と述べる篠原涼子さんは、変わらないナチュラルさをそなえたまま素敵な大人に進化しているようでした。

特別賞 俳優部門 瀬戸康史さん

NAGAHORI PEARLのカラーグラデーションネックレス(黒蝶真珠、あこや真珠、ダイヤモンド)、
K18WG黒蝶真珠ネックレス、Pt950黒蝶真珠ブローチを身に着けて登場。

オールブラックのスーツにパールが映える、まさにトレンドの“パール男子”⁈「今日、パール男子代表になった」と笑う瀬戸康史さん。
真珠について「単独でみると存在感があるのに、服と合わせると馴染むことに驚いた」そう。

ジュエリーは、普段積極的に身に着けることはないとのこと。
その代わりに「母がパールを身に着けるとぱっと輝いてみえた」というお母様のパールの思い出を語ってくれました。

また既婚者の瀬戸康史さんにとってジュエリーといえば結婚指輪。
結婚指輪は自分を落ち着かせてくれるもの」だそうです。
役を演じる時は指輪を外さないといけないことも多いため、なくしたらという不安もある中、仕事が終わると身に着けて落ち着く…安らかな愛を感じます。

お仕事を続けていく秘訣としては、「毎日を楽しむ」。
自分にとっての壁を作って、それを乗り越えた時に自分に磨きがかかる」…ポジティブな負荷のかけ方は参考にしたいものです。

ジュエリーのように自分を磨いて、輝いて行けるように」と、今後も前向きな瀬戸康史さん。

今回パールを身に着けてみて、「こんなにラフに着けらられるのか」と驚いたとのこと。今回の受賞でパールを買おうと思ったそう。「自分へのごほうびとして、身に着けて出かけてみたいな」。
俳優として人気と実力を兼ね備えた瀬戸康史さん、さらに輝きを増していきそうですね!

特別賞 エンターテイナー部門 渡辺直美さん

ニッチン(有)のPt/K18PGピンクダイヤモンドピアスにネックレス、ブローチ、そして11カラットのピンクダイヤモンドリングを身に着けて登場。

フロントの大きなリボンデザインがかわいいブラックのシルキーなロングドレス姿、常にほがらかな渡辺直美さん。
ピンクダイヤモンドのリングは、価格なんと3億円!
「手の震えが止まりません、こんな機会はないので嬉しい」とこちらも意外に素朴で率直な感想を述べてくれました。

NYに拠点を置き活躍する直美さん。海外に行くようになってから日本のものが好きになったそう。
鶴や亀など和柄のジュエリーを身に着けたりするそうです。
NYスタイルとしては大ぶりのダイヤもTシャツ×デニムに合わせるなどカジュアルにジュエリーをつける方が多いと、現地のジュエリーの楽しみ方を教えてくれました。

直美さんの行動力はどこから?という質問には「パワーは日本でみなさんからいただいている」というお答え。日本で学んだお笑いの技をひっさげてNYに挑戦しているのだそうです。

楽しんで輝き続ける秘訣としては「あまり深く考えずに、米食って寝る」(!)明快な表現に会場内も楽しい空気に。

「このジュエリーをつけてNYの人にマウントを取りたい」という野望(⁈)もお茶目に話してくれた直美さん。10月にはファンミーティングも控えており、お気に入りのジュエリーをたくさんつけてライブをしたいのだそう。

ジュエリーに負けないよう最強に輝く世界のエンターテイナーになりたい!」という言葉は明るい自信にあふれていました。

総額10億円近いジュエリーの輝きも素晴らしかった上、それを身に着けたすべての受賞者の堂々とした佇まい、自然で前向きなトーク。さすが今をときめくジュエリーのように輝いている方々!と改めて感銘を受けました。

なお今回のジュエリーは、期間中会場内にて展示されます。

特別展示企画~ベスドレコレクション~ 【展示期間:7月13日(土)・14日(日) 】

受賞者の皆様が 表彰式で着用された豪華ジュエリーを展示!

ジュエリーの祭典、TOKYO JEWELRY FESは東京ビッグサイトで開催中!

TOKYO JEWELRY FESの会場内は、ジュエリー好きの <見たい・買いたい・作りたい> が叶う場所 をコンセプトに、「ジュエリーFES」「クリエイターFES」「ミネラル&ストーンFES」3つのジャンルで構成されています。

さまざまなワークショップなども開催されており、初日から多数の来場者がジュエリーを楽しむ様子が見られました。

ジュエリーや宝石に満ちた「TOKYO JEWELRY FES ’24 Summer」、14日(日)まで開催しているのでぜひ足を運んでみてくださいね。

【イベント】「TOKYO JEWELRY FES ’24 Summer」 開催!【2024.7/12~14】