ファッションの「タイムレス&シーズンレス」志向が高まるここ数シーズン、メイクにもその流れが。
昨シーズンの2023-24AW(秋冬)は「ブラウンパレット」や「ベージュチーク」「シースルーリップ」。
2024SS(春夏)にはナチュラルな「ベージュ」や定番の「ブラウン」に注目が集まるなど、新しいスタンダードが作られています。
今回は2024SS(春夏)のメイクトレンドについて。
「ベージュ」「ブラウン」の新しい取り入れ方と、リップメイクをお届けします。
2024SS(春夏)メイクトレンドのキーワードは「艶」
「ベージュ」「ブラウン」など定番カラーの取り入れ方に変化
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定番化しつつある「シアー肌」や潤いのある「シースルーリップ」。
2024SS(春夏)はさらに「艶(つや)」を取り入れるのがトレンド。
まずは目元。
目のキワにブラウンシャドウの締め色を使うなど、淡い色から濃い色へグラデーションを作るのがこれまでのスタンダード。
このいわゆる「デカ目」メイクは、今では少し古い印象を与えてしまいます。
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2024SS(春夏)は光で陰影を生み出せるよう、パールやラメ感のあるアイシャドウの一色づかいがトレンド。
一色だけでは不安という方には、締め色を使わずに立体感を演出してくれるニュアンスカラーパレットがおすすめです。
「グロス」が復活。リップメイクも潤い重視
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マスクを外す機会が多くなり、唇の色が透ける「シアーリップ」が活躍していた昨シーズン。
2024SS(春夏)では、シアーよりもさらに潤い感のある「グロッシーなリップメイク」が復活!
リップグロスもさまざまなブランドから提案されています。
カラーはもちろん、プランパー(唇をふっくらとさせる効果がある美容液)成分配合の有無や粘度の違いなど、使用感でもお気に入りの一本が見つけられそう。
グロス以外にも、潤いをキープしてくれるタイプのリップスティックならきちんと感とトレンド両方を取り入れられますね。
2024SS(春夏)「艶」メイクのポイント2選
アイメイクもリップメイクも「潤い重視」の2024SS(春夏)メイク。
「質感」に重きをおくことはすでに述べましたが、どのように取り入れれば今っぽいのでしょうか。
ここでは「艶」の取り入れ方をアイメイクとリップメイクに分けて提案します。
アイバームでグロッシーなアイメイク
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光で陰影を生み出せるよう、パールやラメ感のあるアイシャドウが活躍!
しかし、単にパール感、ラメ感が強いアイシャドウを用いても今っぽくはなりません。
2024SS(春夏)メイクにおいて重要なのは「質感」。
そこでおすすめなのがアイバーム。
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目元を乾燥から守るためのアイテムなので潤いも充分。
ジェルやクリームシャドウも良いですね。
濡れたようなツヤは光を集めてくれるので、ナチュラルに主張する目元に。
グロスを塗ったような重たいテクスチャーに挑戦してみるのもおすすめです。
パウダータイプならオイルが配合されていたり、艶っぽさがあるものを選んで。
リップグロスはリップライナー併用で
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カジュアルな印象のリップグロス。
そのまま手軽にさっと塗っても良いですが、服装によってはカジュアルすぎる!ということもありますよね。
そこでおすすめのアイテムがリップライナー。
ポイントは部分づかい。
輪郭全体を描くのではなく、上唇の山など強調したい部分にラインをひいた後グロスをのせて。
クレヨンのような柔らかいテクスチャーのリップライナーなら、唇の中央部分に色を入れて簡単にグラデーションリップも作れます。
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カラーレスな目元とのバランスをとって、モードに仕上げたいときはクラシカルなレッドやダークブラウン。
ナチュラルに仕上げたいならヌーディーなベージュを。
POINT
- 2024SSメイクトレンドは「艶」
- アイシャドウはバーム・ジェル・クリームタイプのワンカラーがトレンド
- リップグロスが復活!リップライナーの部分づかいでバランスを
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。