2024年は辰年。
龍モチーフのジュエリーをお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
誕生石や星座と同じくパーソナルなモチーフでありながらも、少しひねった印象を与える干支ジュエリー。
今回は「龍(辰)モチーフ」について。
モチーフの意味や西洋と東洋の違い、おすすめの龍(辰)モチーフジュエリーをお届けします。
龍モチーフの意味は?西洋と東洋の龍はどう見分ける?
干支で唯一、想像上の生き物である龍。
もともと「辰(たつ)」という漢字は時刻や方角を指し、のちに「龍」が割り当てられたとされています。
縁起の良いモチーフであり、中国では権力の象徴として皇帝のシンボルであったのです。
高く空を駆け上がるその様から、「運気上昇」「勝負運」のお守りとしても高い人気を誇ります。
中国で誕生した神獣「龍」
古代中国から発祥した伝承が国境を越え、それぞれの国で発展を遂げました。
日本の龍も弥生時代に中国から伝わったもの。
爪の数が異なるなど微細な違いがあるものの、基本的な姿は同じ。
鹿の角と鷹の爪を持ち、胴体は蛇。
顔は駱駝(らくだ)で二本の長い髭を蓄える巨大な神獣。
空を駆け、水辺に住まうと伝えられています。
龍は英語で「ドラゴン(Dragon)」と呼びますが、東洋の龍とは少しイメージが異なります。
同じく空を飛ぶためかコウモリのような翼を持ち、後肢が太く立ち姿で描かれます。
龍(ドラゴン)モチーフのジュエリー・アクセサリー2選
アンティークやコスチュームジュエリーのモチーフとしても取り入れられてきた龍。
現代ではボリューム感のあるシルバージュエリーに採用され、造形的なリングやネックレスとしてデザインされる傾向にあります。
そんないかにも龍!というようなジュエリーも素敵ですが、ここではさりげなく身に付けられる龍モチーフのジュエリーを2つご紹介いたします。
VENDOME BOUTIQUE (ヴァンドームブティック)
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黒蝶貝とガラスをあしらった「VENDOME BOUTIQUE (ヴァンドームブティック)」のブローチ。
龍がくわえているパールやガラスを、幸運を運ぶ宝珠(ほうじゅ)に見立てています。
躍動感のある足の動きが胸元を華やかに彩ってくれることでしょう。
MOTHER HOUSE(マザーハウス)
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ジュエリーの加工技術のひとつ、フィリグリーを用いた「MOTHER HOUSE(マザーハウス)」の干支ジュエリー。
西洋のドラゴンではなく、東洋の龍(辰)を金線細工で表現。
シルエットはもちろん、牙やたてがみといった細部までのこだわりを感じさせるペンダントトップです。
POINT
- 干支ジュエリー、2024年辰年は「龍モチーフ」を
- 日本の龍は中国より伝わったもの
- 西洋の「ドラゴン(Dragon)」と東洋の「龍(辰)」は姿に違いがある
直接的な龍モチーフだけでなく、龍に欠かせない「宝珠」をイメージした真珠や水晶のビーズなどを取り入れて、さりげなく干支を意識してみるのも楽しそう。
他にもドラゴンモチーフだったり、角である鹿モチーフを身につけるなど、あなただけの干支ジュエリーの楽しみ方を見つけてくださいね。
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。