「つくる責任、つかう責任」…ものを大切に扱うことは、私たちの日々の暮らしでも取り組みやすい目標のひとつですよね。
毎年 9 月末の国連総会の会期と合わせた 1 週間は、持続可能な開発目標(SDGs)の推進と達成に向けて意識を高め、行動を喚起する「SDGs 週間(グローバル・ゴールズ・ウィーク)」です。
今回は、この時期に公開されたクリーマの特別企画「ワケありな逸品」に注目してみました。
手作りだからこそ生まれる規格外品。「ワケありな逸品」企画とは
ハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」は、制作工程の中で意図せずついてしまった小さなキズや、素材が不揃いであるなどの理由で販売を諦めていた作品をクリエイターから募集し、それらを集めた特別企画「ワケありな逸品」を公開しました。
・特集ページ https://www.creema.jp/feature/1223
手作りだからこそ生まれる規格外品。これまでは売り物にできなかった「ワケありな逸品」に新たな価値を
Creema にはアクセサリーや洋服、バッグなどのファッションアイテム、インテリアや器、アートまで様々なジャンルのクリエイター作品が出品されています。それらの多くは手作業で生み出されており、作り手によって一つひとつ時間をかけて制作されたものです。
手作りだからこそ、制作過程において、売り物にできないと判断されてしまうものがあります。例えば、ガラスのグラスの中に意図せず気泡が入ってしまったものや、想定の色づきとは異なるものになってしまった器など…。
どれも使用上に問題はなく、一見するとほとんどわからない差異ではあるものの、クリエイターの作品制作への徹底したこだわりやプロ意識から、販売には至らないケースも少なくありません。
もしかすると、それらは廃棄されるのかもしれませんが、クリーマは「そんな一点ものが生まれるのも手作りならではの魅力」と捉えました。
今回の特別企画ではそんな規格外の作品を、手作りの温かみやクリエイターのこだわりを感じられる「ワケありな逸品」として注目し、クリエイターへのリスペクトの思いを込め、特別企画として公開しています。
SDGs 週間に、お買いものを通して「つくる責任 つかう責任」を考える機会に
これまでも「伝統工芸」や日本の伝統行事である「祭り」から生まれる廃棄物を素材に、新たな作品に生まれ変わらせるアップサイクル企画等を度々実施してきたクリーマ。
今回はマーケットプレイスとして毎日の暮らしに寄り添うお買いものから、[SDGs 世界を変える 17 の目標]のうちのひとつである「つくる責任 つかう責任」を身近に感じる機会にできればと考えたそうです。
今回の企画には1600点以上の作品が集まり、クリエイター、ユーザー共に大きな反響を呼んでいます。
1600点以上のワケあり逸品が大集合!
「まさに偶然の産物、ワケありの逸品」とは、具体的にどのようなものがあるのでしょう?ここではジュエリー・アクセサリーの例をご紹介します。
淡水パールベリーピアス/RICCO
通常は形が丸く整ったパールが選別され、それ以外の形のものは省いてしまわれがち。色艶の状態が良いのに、カタチが個性的ということで使えずにいた淡水パールを使用したピアスです。
七宝焼のコツメカワウソ/アンクル・ゼット
普段から動物をモチーフに作品制作をするクリエイターが、コツメカワウソを試作した際に生まれたもの。納得がいかず通常販売には至らなかったものの、どこか味のある表情がクセになるアイテム。
手作りだからこそ、規格外だったとしてもその作品の独特の魅力や味わいが生まれていますね。まさに一期一会の出会いがあるかも。
この他にもファッションアイテムや食器など、1600点以上の作品が集合しているのでぜひチェックしてみてくださいね。
クリーマは今後も、これまで培ってきた Creema のプラットフォーム基盤や発信力、各方面との連携ノウハウを活かし、“ものづくりによる社会課題の解決”に取り組んでいくとのことです。
※本記事は、クリーマのプレスリリースを元に編集部が作成した記事です。クリーマのバナー広告が含まれています。
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。