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「モノトーン」とは?40代・50代の大人女性がおしゃれに着こなすコツ

仕事やちょっとしたお出かけのとき、手に取ることの多いのは、やはり白・黒・グレーなどのベーシックな色のアイテムという人は多いのではないでしょうか。

これらのモノトーンのアイテムやコーデは、変に目立たず失敗がないので重宝しますが、一方で「今ひとつおしゃれ感がない」「ワンパターンで面白くない」「無難すぎてつまらない」と感じることも。

今回は、大人女性がおしゃれに、かっこよくモノトーンを着こなすためのアイデアと、2023年秋冬シーズンにおすすめのモノトーンアイテムや合わせたい小物を紹介します。

”モノトーン”とは…白・黒・グレーなど無彩色のこと

モノトーン(monotone)は、「モノ(mono)=単一の」と、「トーン(tone)=色調」が合わさった言葉で、ファッションの世界では、赤や黄色などの彩度が入らない無彩色(むさいしょく)を指します。白黒写真のような状態ですね。

具体的な洋服や小物のカラーとしては、白・黒・グレーがモノトーンアイテムにあたり、黒はクールでかっこいい印象、白は明るく爽やか、グレーは知的で柔らかな雰囲気と、同じモノトーンでも色の濃淡によってさまざまな表情の着こなしが可能です。

2023年秋冬のおすすめモノトーンアイテム

クローゼットを開けると、黒・白・グレーの洋服はすでに何枚も並んでいる……という人も多いと思います。

主張しないモノトーンは何年も飽きずに着続けることができて、それはとても素敵なこと。

でも、ちょっと今の気分も取り入れたいなと思ったら、以下のようなアイテムを新調してみてはいかがでしょうか。

スタンダードなアイテムこそ、旬のシルエットや素材に更新することでぐっとお洒落感が高まります。

シャツ

春・秋は主役として、夏は羽織りもの、冬にはニットのインにと、一年中活躍するシャツ。

実は、シャツはベーシックでありながら肩幅や袖の太さ・衿もとのデザインなどで大きくトレンドを反映するアイテムなので、1枚あれば時短で旬の着こなしが叶います。

スウェット

「休日のルームウェア」的にとらえられがちなスウェットですが、上質なスウェットはシルエットも美しく、体のラインも拾わないすぐれもの。コットンなどの天然素材メインで肌触りも良いため、肌が敏感になりがちな大人女性にこそ日常に取り入れてほしいアイテムです。

2020年頃から人気が続くロゴ入りのTシャツやスウェットも、もはや定番化した様相。ロゴの分量が多すぎないものや縦長のロゴデザインを選ぶのが子供っぽくならないコツです。

ワンピース

面積の大きいワンピースも、黒などのモノトーンならとても取り入れやすくなります。

喪服っぽくならないためには、オープントゥやバックベルトのパンプスやサンダル、白などの明るいカラーの小物を組み合わせて”抜け感”を作るのがおすすめです。

大人女性のモノトーンコーデのポイント

モノトーンのコーディネートは、黒から白へのグラデーションの中で色を選ぶだけなので、基本的には何を組み合わせても浮くことはありませんが、よりおしゃれに着こなすためのコツをいくつか紹介します。

秋冬は「黒」の分量に気をつけて

秋冬はコートやジャケットも黒・グレーを選ぶ人が多いかと思います。そこに黒いニットやパンツ・スカート、ブーツなどを合わせると、全身が真っ黒で見た目が重苦しくなってしまう可能性が。

モノトーンコーデでも、1点は白を組み合わせるなどで黒の分量を調節するとずいぶん明るい印象になります。

ドットや花柄ならモノトーンでも華やぐ

今シーズンは、モノトーンのドット(水玉)やフラワー柄も豊富に揃っています。真っ黒なワンピースやロングスカートは迫力がありすぎて…という人は、ぜひ柄を取り入れてみて。

差し色小物で、脱・マンネリモノトーン

黒いシューズやバッグなどは、誰もが持っている定番アイテムですが、モノトーンの洋服にモノトーンの小物を合わせれば安心感はあるものの、鏡を見て「変わり映えしないな」と感じることもあるのでは。

そんなときは、小物で色を加えると「差し色」効果で簡単にイメージチェンジできます。


POINT

  • モノトーンとは、黒・白・グレーなどの無彩色のこと
  • 大人女性のモノトーンコーデは、黒の分量に気を配ってみて
  • 真っ黒に抵抗のある人は、ドットや花柄を取り入れたり、小物で差し色を