いよいよ春の訪れですね!
何歳になろうとも、いつだって自分の好きな服を着ていたいのは山々ですが、肌が敏感になりがちで冷えも気になる大人女性には、デニム(ジーンズ)は真冬は冷たすぎ、夏は汗や暑さが気になって…という人も多いのではないでしょうか。
春風がさわやかなこの季節は、まさにデニムのベストシーズン。
デニム情報もアップデートして、ぜひお気に入りのジーンズやスカート、ジャケットなどでお出かけしませんか。
デニム・ジーンズの基本的なシルエットをおさらい
まずは少しデニムの基本をおさらいしてみましょう。
デニムはどんな生地?
デニムは、基本的には「インディゴ染料で染めた経(たて)糸と、染色なしの緯(よこ)糸を使った斜めの綾織り模様がある厚手の綿製の生地」のこと。
カラーや繊維の種類にはいろいろなバリエーションがあります。
ジーンズの種類やシルエット
デニムの代表アイテムといえる「ジーンズ」。スタンダードに見えて年々少しずつシルエットが移りかわり、トレンドを反映しています。
基本的なシルエットは以下の3つ。
- ストレートデニム…ももから裾までの太さが一定で、まっすぐな形
- テーパードデニム…ももから裾にかけて次第に細くなっていく形
- フレアデニム…ひざのあたりから裾にかけて広がっていく形
上記に、それぞれ「スキニー(極細)」「スリム(細い)」「レギュラー(普通)」「ワイド(太い)」とワイズ(幅)を組み合わせ、さまざまな形のジーンズが各メーカーから出ています。
また、履き込みの深さも、ウエストまで来る「ハイライズ(股上深め)」と「ローライズ(股上浅め)」があります。
2023年人気のデニム【ダメージ/モンロー/リジット】
デニムにはさまざまな形があり、ファッションも多様化する現在、その中の1つだけが流行するということはあまりなくなってきました。
とはいえ、旬のデザインやシルエットをデニムでさりげなく取り入れるのは大人女性にもおすすめです。
実はひそかな人気、ダメージデニム
今シーズン大人女性にも人気なのが、色褪せや破れを演出したダメージデニム。
気軽に取り入れるには、破れが控えめなものを選び、ジャケットなどかっちり目のアイテムと合わせてテイストミックスな着こなしを楽しんでみては。
あのスターが愛した「モンローデニム」とは
アメリカの老舗デニムメーカー、Levi’s(リーバイス)。
それぞれのデザインに番号が振られ、メンズの「501」は永遠の定番として知られています。
そしてレディースの「701」は、あのマリリン・モンローが愛用したモデルとして「モンローデニム」とも呼ばれ、復刻版がリバイバルヒット中。
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「リジッドデニム」を育ててみるのも楽し
リジッド(Rigid)とは、「固い、硬直した、こわばった」という意味。
はじめは未洗いの固く厚手な状態から、はきこんで自分の身体になじむよう柔らかくしていくためのデニムを「リジッドデニム」ともいいます。
リモートワークの普及でオフィスに行かないは、デニムで過ごすのも良いですね。こんな風にロールアップしてみるとほどよくこなれ感が出て、フラットシューズやきれいめのシャツなどにも似合います。
▼デニムの「エイジング」、すてきなスートリーはこちらにも。
2023年人気のデニムアイテム【ジャケット&スカート】
デニムスカートもバリエーション豊富
ここ数年ロングスカートが流行を続けていて、誰もが1~2枚は持っているのではないかと思います。
でも、意外とデニムのスカートはなかった!という人も多いのでは。
今季は定番のフレアやタイトなシルエット以外にも、プリーツなどデザインの幅も広いので、スカートもデニムに更新してみてはいかがでしょう。
ジャケットでデニムを取り入れるのもおすすめ
ボトムスだけでなく、この春はデニムのジャケットもとても豊富。
定番の「Gジャン」型から、衿のないブルゾンタイプまで、まだカットソーやブラウス1枚では朝晩肌寒い季節の羽織りものとして1枚持っておくのもおすすめです。
POINT
- 春はデニムのベストシーズン!ぜひ楽しんで
- デニム(ジーンズ)でさりげなくトレンドを取り入れてスタイル更新
- 2023年春は、ジャケットやスカートも種類が豊富
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!