ジュエリーの数が増えると嬉しい反面、頭を悩ませるのがジュエリーの収納。
ジュエリーケースやボックスを探すも、意外と見つからない…。
そもそもジュエリーケースってどんな種類があり、どう選べばいいのでしょうか。
今回はさまざまなジュエリーケースと収納について。
“見せる収納”、ジュエリーボックス、携帯用…ジュエリーの収納方法からケースの選び方まで、とっておきを見つけるヒントをお届け。
ジュエリーはどう保管する?シーンと目的別の収納・5タイプ
ジュエリーやアクセサリーを持っていてもジュエリーケースやボックスはない、なんて珍しくはありませんよね。
ではジュエリー・アクセサリーにはどのような保管・収納方法があるのでしょうか。代表的な5タイプを見ていきましょう。
ケース以外の収納方法──プレート、トレイ/タッパー/スタンド
まずは本格的な箱型ジュエリーケースを使わない場合の、ジュエリーの保管方法を3つご紹介します。
- 「プレート」「トレイ」を用いた平置き型
- 密閉できる「タッパー」
- アイテムごとに管理できる「アクセサリースタンド」
◾️01.プレート、トレイ(お皿、クリアケースなど)
お皿や底が浅いクリアケースなど、平置きで並べる方法がひとつ。
ジュエリーの色味や輝きをインテリアの一部とする、いわゆる“見せる収納”ですね。
ただし、乱雑に置くとチェーンが絡まったり、アイテムによっては紛失の恐れも。
おお振りのリングをメインとするなど、アイテムの厳選をおすすめします。
【メリット】
- ジュエリーをインテリアとして楽しめる
- しまいっぱなしを防げる
【デメリット】
- 平面に置くとチェーンなどが絡まりやすい
- ホコリや汚れが付着しやすい
◾️02.タッパー(プラスチックケース)
通称「タッパー」と呼ばれる身近な家庭用密閉容器、プラスチックケース。仕切りのあるものや小さなサイズを活用し、汚れの付着やジュエリー同士がぶつかって破損することを防げます。
ジュエリーを保管する目的で作られてはいないため、見栄えはあまりよくありません。
しかし、ジュエリーをしっかりと管理したい人には適した収納方法といえます。
【メリット】
- 変色、汚れ予防になる
- 破損を防ぐ
【デメリット】
- おしゃれに収納するには工夫が必要
- 数が多いとかさばる
◾️03.アクセサリースタンド
ピアスやリングといったアイテムに特化したアクセサリースタンド。こちらもアイテムを吊るすことで“見せる収納”になるタイプ。
アクリルに金属と素材も豊富で、インテリアに合わせて好みのデザインを選べます。
【メリット】
- 材質も豊富でインテリア性が高い
- アイテムの特性に合った収納ができる
【デメリット】
- ホコリや汚れが付着しやすい
ジュエリーケース──ジュエリーボックス/携帯用ケース
「必ず要る!」と断定はできませんが、個人的には「あるととても便利」なのが箱型・開閉式や引き出し式の本格的なジュエリーケース。
それは整理ができるなど見た目に良いだけでなく、「ジュエリーの保護」や「紛失を防ぐ」という役割があるから。
傷やホコリなどの汚れから守ってくれるため、一生もののジュエリーをお持ちであれば、ぜひジュエリーケースを探してみることをおすすめします。
ジュエリーケースはおおまかに2種類。
「ジュエリーボックス」タイプと「携帯用ケース」です。
◾️04.ジュエリーボックス
木材やプラスチック、布など素材が多岐にわたるボックスタイプ。
しっかりとした造りでサイズの展開幅も多く、使用用途に合わせて種類を選べます。
たとえば、ジュエリーの数が多い人はスタッキング可能でふた付きのジュエリーケースを。
手持ちのジュエリーの種類・量と相談して、それに合う収納を探すのがベター。
選ぶ際の注意点としては、今持っているジュエリーの数より収納量に余裕があるジュエリーボックスのイメージで探すこと。
そうすることでジュエリーが増えても新しくケースを追加する必要がなくなり、買い換えも不要とります。
◾️05.携帯用ケース
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旅行時など、持ち運び時に重宝するコンパクトなケース。
ボックスタイプと比べると材質は限られますが、デザインの自由度が高いのが魅力。
ジュエリー・アクセサリーの数が少ない人にもおすすめです。
リング、ピアス、ネックレスのワンセットが収納できるデザインが主流。
個別に収納したい場合には、仕切りがあるタイプが便利。
ネックレスを保管するなら、チェーンが絡まないような工夫を凝らしているケースを選びましょう。
おしゃれなジュエリーケースはどこで買える?
ジュエリー好きならジュエリーケースを!ということで選び方を述べてきましたが、おしゃれなジュエリーケース(ジュエリーボックス/携帯用ケース)はどこで買えるのでしょうか。
ジュエリーショップ
ジュエリーが映えるデザインであったり、仕切りが多く保管しやすさを考慮していたりと、多様な角度からジュエリー収納へアプローチしています。
ete、bizouxといったブランドからCartierといったハイジュエラーまで展開。
インテリアショップ
ジュエリーケースを収納のひとつと捉え、インテリアに馴染むデザインが特徴的。
もちろんジュエリーボックスらしいデザインもありますが、他の家具との兼ね合いを考えるのであればインテリアショップで探してみるのはいかがでしょう。
無印良品の「重なる」シリーズとベロアの箱仕切を組み合わせたジュエリーケースは、シンプルがお好きな方に特に好まれています。
バラエティショップ
最後にバラエティショップ。
携帯用ジュエリーケースをお探しであれば、選択肢に入れてみては。
しっかりとした造りであれば、仕切りを入れて簡易なジュエリーケースにもなります。
POINT
- ジュエリーケース、ボックスの使用はジュエリーの保護・紛失予防に
- ボックスタイプか携帯用ケースか、手持ちのジュエリーの種類・数と相談して決める
- ボックスタイプならジュエリーショップかインテリアショップ、携帯用ケースならジュエリーショップかバラエティショップがおすすめ
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。