年代別、記念ジュエリーの選び方は第三回目。
50歳の記念ジュエリーを選ぶとき、注視したいポイントとは?
今回は50代の記念ジュエリーの選び方とおすすめブランドを紹介します。
50歳の記念ジュエリーはどう選ぶ?2つのヒント
30歳ではジュエリー選びの基準を、40歳のジュエリーでは自分の色と遊びの取り入れ方を紹介しました。
では50歳になったとき、どんな風にジュエリーを選べばよいのでしょう。
今回は基準ではなく、あなたらしいジュエリー選びを行うためのヒントをお届け。
数十年後の自分に、人に繋がるジュエリーかどうか
人生の折り返し地点でもある50歳。
30代、40代の頃とは異なる、開けた視点で「一生もの」の価値を捉えられるのではないでしょうか。
それは、60代、70代になっても身につけられるかということでも、大事な人へ受け継ぐ形でも良い。
変化の先を見据えて、それとともに歩めるジュエリーかどうか。
数十年後の自分へ、または人へ「繋げる」ジュエリーを50代では手に入れて。
今まで培ったあなたらしさをベースに、どんなジュエリーが良いか思いを馳せてみてはいかがでしょう。
手持ちのジュエリーを見返してみる
もうひとつ大事なヒント。
あなたらしいジュエリー選びの基準は、今までのジュエリーを振り返ってみることで浮かび上がります。
この先を考える上で、今までの人生で集めた「あなたらしさ」や「好き」の気持ちはきっとジュエリーにも表れているはず。
あまりジュエリーを持っていなかったという人なら、服やインテリア、趣味、住んでいる土地など、あなたに纏わるひとつひとつを掬い上げて、そこから「あなた」を引き出してみてはいかがでしょう。
掬い上げた「好き」を先につなげるのもよし。
少し生き方を変えたいならそれをベースに少し好みの方向性を変えてみるのも良いでしょう。
50歳の節目を彩るおすすめジュエリーブランド&アイテム
50歳のジュエリー選び。
これからを共に過ごす日常使いのジュエリーも良いものですが、今回は、世界観を伝えることを優先した特別感のあるアイテムとブランドをご紹介。
FRED(フレッド)
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創業から約90年もの時を経るフレッド。
他のジュエリーブランドと比べて、日本では少し知名度が低いかもしれません。
しかし、それは確実に身に付ける人を選ぶといったデザインの特性が大きいのではないでしょうか。
2011年に生み出された「パン ドゥ スークル」は、大ぶりなカラーストーンをあしらったコレクション。
そのカラーストーンの形状が独特で、シュガーローフカットというピラミッド型をしています。
先端が尖った形状は、カボションとは異なるモダンな雰囲気を醸し出しています。
華やかだけれどひねりの効いたアイテムは、時を重ねた肌にこそきっと美しく映えます。
予算:80万円代〜
Van Cleef & Arpels(ヴァンクリーフ&アーペル)
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アルハンブラやフリヴォルなど、数々の逸品を生み出してきたヴァンクリーフ&アーペル。
シンプルかつエレガントな世界観で、自然への愛と調和を纏える特別なブランドです。
その自然にはもちろん人も含まれます。
バレエの躍動感と表現力を流れる美しさで取り入れた「バレリーナ」。
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可憐でしなやか、魔法の力で時には人を惑わす「フェアリー」。
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叶わない恋が世界中の人を今でも惹きつける「ロミオ&ジュエリエット」をモチーフにしたジュエリーも展開。
今にも動き出しそうな「生」の力を感じるコレクション。
身に付ける芸術品ともいえる、きっと世代を超えて受け継がれるにふさわしいジュエリー。
少し悩んで購入できる価格では決してありませんが、この上ない多幸感をもたらしてくれることでしょう。
予算:要問い合わせ
Gimel(ギメル)
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最後は日本のジュエリーブランドから。
兵庫県芦屋市に工房を構えるギメル。
「日本の四季の移り変わり」をモチーフにしたジュエリーは、アンティークとなるような力強さと儚さがジュエリーの細部に宿ります。
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また、ギメルのジュエリーは色使いもポイント。
生き生きとした表情のジュエリーは、物語や光を纏う幸せを運んでくれることでしょう。
予算:要問い合わせ
POINT
- 50歳の記念ジュエリー選びは「人生の先をともに過ごせるか」を選ぶ基準に
- 今まで集めた、身につけたものから「あなた」や「好き」を掬い上げて
- 節目の年。憧れのブランドで特別なアイテムを手に入れるのも一案
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。