キリコの謎＆ド派手な個性派衣装・コーデへの注目が高まりつつある？金曜ドラマ「インビジブル」（金曜夜10時～、TBS）。
「インビジブル」と名乗る謎の犯罪コーディネーター・キリコ（柴崎コウさん）と刑事・志村（高橋一生さん）がバディとなる、前代未聞の犯罪エンターテインメントです。
この後よる11時56分からは『金曜ドラマ「インビジブル」第４話ダイジェスト＆５話SP予告』。@invisible_tbs
捜査一課から左遷された刑事とあらゆる凶悪犯罪者たちの取引を仲介する犯罪コーディネーター“インビジブル”が異色のバディを組む、前代未聞の犯罪エン…#tbs pic.twitter.com/v9e3U9kkGD
— TBS (@tbs_pr) May 10, 2022
インビジブル（invisible）とは、目に見えない、不可視的なという意味。表に出ない、姿を見せないという意味合いもあります。
タイトルや設定からして謎めくドラマですが、回を重ねるにつれてキリコの素性や“探しもの”…そして個性的なファッションやブランドが気になってきた方も多いのでは？
今回は「インビジブル」キリコ（柴崎コウさん）の衣装に注目してみました。
大胆で個性的な“ド派手衣装”は、キリコのオプティカル戦略？
キリコの「ド派手衣装」のブランドは？
本名も国籍も年齢も謎の女、キリコ。最初は金髪が強烈な印象でしたね。
ファッションはモノトーンな感じから、徐々に想像を超える展開に！
カラフル、光沢、そしてまたダーク、大胆な柄使い…衣装のふり幅でも周囲（と視聴者）を視覚的に翻弄しているようで見ごたえがあります。
中でもインパクトフルだったのがこちらの衣装！
ブランドはヴァレンティノ。
こういった柄は「オプティカル柄（オプティカルパターン）」と言います。幾何学模様などで、視覚的効果や錯覚を起こすような柄のこと。
1973年のアーカイブから引用した「オプティカルヴァレンティノパターン」が採用された、メタリック素材のボウタイブラウスセットアップ。たしかに70年代っぽい！パーカと組み合わせたりすれば、意外と行けそう⁈
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そしてオークション会場に行く時の斬新なドレスも、ヴァレンティノ。
髪まで黒髪にチェンジ！ブラックに赤、花柄とドラマティックな美を難なく着こなすキリコ（柴崎コウさん）。
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このドレスも70年代のエッセンスがあります。ヴァレンティノ2022年SS、メゾンのアーカイブを現代に向けて編集したアーカイブコレクションで、インスピレーションの元は1971年SSのフローラルルック。
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ヴァレンティノは先般の2022-23AWコレクションも会場から服までオールショッキングピンク（！）だったりと、いま拡大しているボールドカラートレンドを担うブランドのひとつとして注目ですね。
他にもキリコは、マルニ、ディオール、エトロなどのハイブランドを自由自在に取り入れています。
ハイジュエリーを無造作に！個性派デザインを大胆に使うキリコの凄さ
目が離せない！キリコの斬新なジュエリー使い
キリコという名前には何か意味があるのでしょうか？謎めいた「霧」？鋭い「錐」？
そんなキリコが身に着けるジュエリーは、ブルガリ、ブシュロン、ピアジェなどなど。
ハイジュエリーを次々と無造作につけているところが凄いのですが、中でも「鋭さ」を感じる「細長い」「尖った」デザインの個性派が目立っています。
PIAGET（ピアジェ）からはSunlightやPossesionシリーズがさまざまに登場。
ディオールのジャケットに合わせていたSunlightイヤリングは、太陽の光をイメージする尖ったディテールが特徴的。
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他にもショート・ロング・アシンメトリーと違いを楽しめるSunlightイヤリングもその細く長いチェーンが印象的でした。
またPossesionのカーネリアン使いのイヤリング。パーツが取り外しできるそう。
回転性を持つPossesionのデザインに代表される、動的なピアジェのジュエリーは、キリコのキャラクターにも似合っていますね。
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BOUCHERON（ブシュロン）も、キャトルやセルバンポエムなど有名ラインがさり気なく使われている上、オーディオケーブルのジャックからインスピレーションを受けたという「ジャック ドゥ ブシュロン」も登場！
鋭く硬質なイメージ、個性的なデザインですが、キリコは無造作に着けこなしていますね。柄ブラウスはエトロ。
【セットの裏側】豪華すぎる“民宿”の秘密とは？『インビジブル』 https://t.co/0A8njFmwCv #tbs
— TBS (@tbs_pr) April 28, 2022
チェンジするたびに、見る側を翻弄し驚きをもたらすキリコのファッション。
「謎」を視覚化するように幅広いコーデを散りばめ、メタリックな光沢、尖ったディテールなど「鋭さ」を生かして、独特のハンサムなエナジーを発揮しています。
ラグジュアリーなジュエリーもキリコ流の斬新なコーデでどんどん使われていきそう。ストーリーも衣装も、ますます目が離せないドラマとなりそうです！
POINT
- 「インビジブル」は柴崎コウ＆高橋一生がバディを組む犯罪エンターテインメント
- 衣装のふり幅でも視聴者を翻弄？謎と鋭さ、個性的な衣装もキャラクターを強調
- ピアジェ、ブシュロン…ハイブランドジュエリーの斬新コーデにも注目！
「インビジブル」当初は、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を思い起こす配役でしたが、今はすっかり「キリコ」「志村」に。
個性を生かしながら、他者には代えがたい当たり役を次々と確立していく柴崎コウさんの歩み、興味深いです。
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。
