2021-2022AW(秋冬)のトレンドコーデでも話題となっている「チャンキーニット」や「チャンキーチェーン」。
そういえば最近よく聞くようになった「チャンキー」…とは何のこと?
今回は気になるファッション用語・チャンキーの意味と、この秋冬は大人世代も取り入れたい!チャンキーニット&チャンキーチェーンの選び方やコーデのヒントをお届けします。
チャンキーニットとは?チャンキーチェーンとは?「チャンキー」の意味
ファッション用語として使われる「チャンキー」の意味とは?
チャンキー(chunky)とは、「ずんぐりした、厚ぼったい」という意味。
「大きいかたまり」を意味するチャンク(chunk)の形容詞です。
ファッション用語としてよく見かけるのは「チャンキーニット」「チャンキーチェーン」「チャンキーヒール」。
- チャンキーニットとは…太い毛糸で編んだ厚みのあるニット
- チャンキーチェーンとは…太めで存在感のあるチェーン
- チャンキーヒールとは…太くてずんぐりしたヒール(靴)
厚ぼったさ、ボリューム感のあるアイテムを感覚的に表現するワードですね。
2021-2022AW(秋冬)は、ほどよいボリュームを使ってコーデにメリハリを利かせたい気分。「チャンキー」なアイテム、活用してみましょう。
大人っぽいチャンキーニットの選び方&コーデのヒント
ひと味違うチャンキーニットで大人のざっくり感を
GU、H&Mなどプチプラブランドでも大人気のチャンキーニット。
「ローゲージニット」と表記されている、太い毛糸でざっくり編まれたニットは同じ仲間です。
手編みなどの懐かしいイメージもあり、2021-2022AW(秋冬)トレンドのクラシカルな雰囲気にもマッチするチャンキーニット。
凝った編地や色合いなど「ひと味違う」タイプを選ぶと大人っぽい印象になります。
メランジと言われる2色を混ぜた糸使いのニットを選ぶのも、奥行き感が出て雰囲気アップ。
また、見た目のボリュームに対して着心地の軽やかさのバランスの取れた一品を吟味してみて。
Mame Kurogouchiのマルチパターンケーブルニットセーターは、1着の中にさまざまな地模様が浮かぶ手の込んだニット。
アルパカ混のビッグケーブルプルオーバー。大胆なケーブル柄やぽこぽこした風合いが大人のチャンキー感。
「ほっこりしすぎ」を防ぐ、ネックレスやバッグのパーツといった「チャンキーチェーン」とのコーデのテクも参考に。
チャンキーニットはボリュームが出過ぎるのが悩み…という方は、カーディガンを選んでみては。
センターに縦の流れを入れることですっきり着こなせます。
チャンキーチェーンは「ほどよい存在感」をアクセントに
「抜け感」×「ボリューム感」=ほどよい存在感のチェーンに
「チャンキーチェーン」…本来の意味合いは、地金をたっぷり使った厚みのあるチェーン。
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ボリュームのあるアクセサリーやチェーン使いのトレンド、拡大していますね。
ただし金の価格から考えると、K18のチャンキーチェーンはかなり予算が必要そう!
地金を問わずトレンドアクセサリーとして楽しむ案がひとつ。
それと、厚みのあるチェーンは逆に存在が重くなりすぎる場合も。
解釈を広げて「ほどよく存在感のあるチェーン」を探すと、お気に入りになるチェーンが見つかりそうです。
細長いコマで「抜け感」×「ボリューム感」のあるチェーンネックレスなら大人っぽいインパクト大!
こちらも「抜け感」×「ボリューム感」の両立、楕円のパーツによる立体的なつくりがインパクトのあるPHILIPPE AUDIBERTのチェーンブレスレット。
チャンキーニットの手元に金属感をプラスして引き締めるコーデ。秋冬のアクセサリー使いのヒントに。
バッグもチャンキーチェーン使いに注目
「チェーンバッグ」も2021-2022AWのトレンド。ひとつ持っているとコーデがリフレッシュできそう。
メタリックなコンビカラーの大胆なチャンキーチェーンストラップは、コーデの「映える」アクセントに!
POINT
- チャンキーとは「ずんぐりした、厚ぼったい」という意味
- 厚手でざっくりしたチャンキーニットは編地や色合い、軽やかさを吟味
- 存在感のあるチャンキーチェーン、アクセサリーやバッグのパーツでも活躍させて!
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。