2021夏ドラマ、輝くロマンティック・コメディ「推しの王子さま」(フジテレビ、毎週木曜夜10時~)。
乙女ゲームを手掛けるベンチャー企業の社長・日高泉美(比嘉愛未さん)が、ゲームキャラクターそっくりの五十嵐航(渡邊圭右さん)を理想の男性に育てるために奮闘するストーリーです。
ハッシュタグは「#おしプリ」。
第1話を拝見。深田恭子さんの代役として急遽主演を引き受けたという比嘉愛未さんですが、OLから乙女ゲームに夢中になって社長となり、経営面で皆を支える…という人物像は比嘉愛未さんにマッチしているのでは?真面目に頑張る姿、応援したくなります。
今回は「推しの王子さま」比嘉愛未さんの衣装やジュエリーをチェック。また「マイ・フェア・レディ」などストーリーの源泉も探ってみました。
真珠、ホワイト×ブルー、シアー感…比嘉愛未のピュアな社長像とは?
星の王子さまともつながる?TASAKIのパールジュエリー
「推しの王子さま」ポスタービジュアルはモノトーン×ゴールドなまばゆいイメージ!
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ドラマのポスターで泉美が身に着けている真珠のイヤリングは、TASAKI kinetic(キネティック)。
「宇宙のエネルギーからインスピレーションを得て、星の巡りの美しい動きをデザインに取り入れた」という「キネティック」シリーズ。
ドラマタイトル「推しの王子さま」は「星の王子さま」のもじりでもあり、星や宇宙というイメージがドラマの世界観にもぴったりですね。キラキラした二次元の世界ともつながります。
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ドラマ後半ではTASAKIデインジャーも登場していましたね。
真珠の持つピュアな輝きや星とも通じる「球」のかたち、TASAKIのパールジュエリーはドラマ全体の心を表現するアイテムとして比嘉愛未さんを彩っていくのかもしれません。
ホワイト系&ブルー、シアー感…泉美のピュアな社長像
ポスターではレースのブラックドレスが美しい泉美(比嘉愛未さん)ですが、実際のドラマとして衣装のコアになりそうなのは、輝かしいホワイト系と清々しいブルーを中心にしたコーデ!
ドラマ前半で印象的だったコーデ。航と出会った時の衣装でもあります。
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こちらもジュエリーはTASAKIの「キネティック」シリーズ。
ブラウスはトレンドのシアー素材であるオーガンジーのダブルハイネックノースリーブブラウス(FRY I.D)。
角度によって光沢ラメのようなシャイニー感が現れる素材の表情はまさに真珠のよう。
ジャケットはPINKY&DIANNEのヘリンボーンダブルブレストジャケット。上半身をホワイト系でまとめるのがピュアでクリーン!
スカートは美しいブルーのプリーツスカート。こちらもシアー感のあるオーガンジー素材使いで巻きスカート仕様。ELE STORIOF(エレストリオフ)。
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ブルーは冷静さをもたらす色で、ビジネスにも向いています。この他にもホワイト系×ブルーのコーデが見られました。
- ホワイト系×ブルー:ピュアな乙女心のホワイト系×社長としての冷静なブルー
- シアー感:オーガンジーやレースでトレンド感と透明感を
- シャイニー感(光沢感):真珠イメージのほどよいシャイニー感でつやっぽさも
- プリーツスカート:縦線効果のシャープさやランダムな動きのあるエレガントボトム
優しくピュアな乙女心と、冷静な分析力もあるという泉美の「ピュアな社長像」、衣装でも表現している様子がうかがえます。
ドラマの展開に合わせ、この先はカラーアイテムも増えていくかもしれませんね。
仕事と恋に役立つ?泉美に学ぶコーデのヒント
真珠をシルバーに変えると。クールに見えるコツ
その後の展開で航の採用を断る日の泉美は、イエローのブラウスにパープルのパンツと華やかな衣装でしたが、耳元に注目。
真珠と同じ「球」モチーフのアクセでも、シルバーだと一気にクールに!
ビジネスの場ではっきりした対応を迫られることのある方は、シルバーのクールな輝きを味方につけるのもいいですね。
Tiffany「ハードウェア」シリーズのトリプルドロップピアス。エレガントな強さがあります。
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ピュアな乙女心全開?白いレースのワンピース
Instagramでのツーショット。(比嘉愛未さん、素の笑顔のような可愛さ!)
乙女心全開の時はホワイトのアイレットレースのワンピース!
「推し」や意中の男性と会う時は、思い切ってナチュラルなフェミニンに振っても自然な美しさが生まれます。
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VALENTINO(ヴァレンチノ)のアイレットレースプリーツドレス。
コットン製レースの乙女モードとプリーツの縦線による大人っぽさのバランスが絶妙なワンピース。ベルトでウエストマークしてメリハリをつけて。
「星の王子さま」と逆「マイ・フェア・レディ」
タイトルは「星の王子さま」
ちなみにこの「推しの王子さま」、タイトルは前述の通り「星の王子さま」(サン=テグジュペリ)のもじり。
ケント様も航の登場も、遠くの惑星から来た星の王子様風でしたし、「いちばんたいせつなことは、目に見えない」という言葉も語られていました。
読み継がれる珠玉の物語。
航(渡邊圭右さん)の孤独な雰囲気と「星の王子さま」への言及は、このドラマ「推しの王子さま」に良き深みを与えているような気がするのですが、今後が気になります。
ストーリーは逆「マイ・フェア・レディ」
「推しの王子さま」のストーリーの骨格は男女逆転した逆「マイ・フェア・レディ」。これは公式Webサイトでも明言しています。
そもそも、メイン3人の名前が「マイ・フェア・レディ」由来なのではないでしょうか?
- イライザ・ドゥーリトル→五十嵐航(渡邊圭右)
- ヘンリー・ヒギンズ教授→日高泉美(比嘉愛未)
- ピカリング大佐→光井倫久(ディーン・フジオカ)
ドラマ冒頭でも理想の彫刻に恋をするピグマリオンのエピソードを語っていましたよね。
実はギリシャ神話「ピグマリオン」の伝説から、バーナード・ショーの戯曲「ピグマリオン」が生まれ、そこから舞台/映画「マイ・フェア・レディ」が生まれたのです。(さらに「マイ・フェア・レディ」の現代版が映画「プリティ・ウーマン」。)
理想のキャラクターを育て上げ、それに魅かれてしまう…この心情と物語が、時代を超えて受け継がれている点も興味深いですね。
「マイ・フェア・レディ」も久々に見直してみたくなりました!
POINT
- 「推しの王子さま」はこの夏輝くロマンティックコメディー。比嘉愛未を応援したい!
- 乙女心と冷静さをあわせ持つ泉美の「ピュアな社長像」を衣装でも表現
- タイトルは「星の王子さま」から。ストーリーは逆「マイ・フェア・レディ」!
ピカリング大佐ポジション?のディーン・フジオカさんがどう出るのかも気になります…!
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。