2021年は例年になく早い梅雨入りで、初夏の陽気を味わう暇もなかった地方の人も多いのではないでしょうか。
しかし、そのぶん梅雨明けも早い見通し。いよいよサンダルや夏シューズの季節が訪れようとしています。
そこで今回は、2021年の夏、アラフォーからの大人女性に似合うサンダルと夏向けシューズを、トレンドもほどよくおさえてご紹介します。
大人サンダルのトレンドはやっぱりローヒール
コロナ禍でかっちりとした服装での通勤や会議、ドレスアップして出かける機会などがすっかり減ったのではないでしょうか。
また「靴」と「苦痛」をかけた「#KuToo」運動をきっかけに、苦手なハイヒールをローヒールに切り替える女性も増え、ファッションや靴にも「リラックス」「エフォートレス」といった肩のこらない雰囲気が求められています。
そんな中で、サンダルもすっかり5㎝以下のミドルヒールやローヒールが主流。
さらに、2021年のトレンドの中から大人女性におすすめの3タイプを紹介します。
華奢なストラップサンダルは親指トングもおすすめ
細いストラップのサンダルは足を華奢に女性らしく見せてくれますよね。
なかでも2021年には親指をストラップに通すトングタイプのサンダルが人気。
大人っぽく仕上がり、40代や50代の女性にもよく似合います。
親指をホールドしているので、ストラップが細くても歩きやすいのもポイントです。
ふんわりアッパーの「パデッドサンダル」で快適&トレンド
アッパー(甲)がクッション加工されてふっくらとした「パデッドサンダル」は、ハイブランドからも発売されて人気です。
シンプルな形でもほどよくボリュームがあるので、マキシ丈のスカートやワイドパンツなどのボトムスにも負けずバランスよく着こなせます。
2021年もスポサン人気継続中。異素材使いやでリッチに
「スポーツサンダル」略して「スポサン」も、ブームを超えてもはや定番となりつつあります。
「着こなしが分からない」という人も、スニーカーをはく場面でスポサンと入れ替えてみたり、ワンピースとレギンスなどのシンプルな普段着に合わせてみたりすれば、広く活躍してくれるはずですよ。
また今シーズンの特徴として、いかにもスポーティな黒系のカラーだけでなく、グレーやベージュなどのニュアンスカラー、異素材や柄使いのデザインが増えたことが挙げられます。
スポーティなアイテムはちょっと苦手…という人も、こういったニュアンスのあるスポサンなら抵抗なく取り入れられそうですね。
フラット・ぺたんこシューズ全盛!通勤やお出かけにも
「通勤にサンダルはちょっと…」という人も、同じパンプスでもハイヒールからフラットなタイプに切り替えた人もいるのではないでしょうか。
せっかくなら、トレンドをちょっぴり取り入れて楽しみたいですよね。
フラット&ぺたんこシューズのトレンドは、次のようなタイプです。
スクエアトゥ
つま先が四角いフォルムの「スクエアトゥ」は昨シーズンから継続して人気です。
一足取り入れるだけでぐっと旬の着こなしになるので、大人女性もぜひ。
ビットローファーなどトラッド寄りの靴も、スクエアトゥや色味を変えることで鮮度アップします。
Vカット
甲の部分がV字に切れ込んでいる「Vカット」デザインも人気です。
肌が見える面積が多いので、いつものパンツやスカートに合わせるだけで足長効果も狙えます。
甲深め
Vカットとは反対に、アッパー(甲)が深めのパンプスやバレエシューズもトレンドに。
甲を包み込み安定感があるので、移動でよく歩く人にもおすすめです。
POINT
- サンダルもパンプスも、フラット&ぺたんこが全盛
- サンダルのトレンドは華奢なストラップや親指トングデザイン
- スポサンも異素材やニュアンスカラーを選べば大人っぽく履ける
- フラットシューズはスクエアトゥやVカット・甲深デザインで流行をプラス
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます
フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!