2021年春夏、気持ちを明るくしてくれるような、花やパターン(模様)の柄スカートが人気です。
特に、風に軽やかに舞う軽い素材をたっぷり使ったフレアやAラインのロング丈・マキシ丈の柄スカートは、体型をカバーしつつ、1枚で今年風の旬の着こなしが実現する大人女性にもぴったりのアイテム。
今回は、アラフォー・40代・50代の大人女性が柄スカートを素敵に着こなすため、流行の柄やシルエットとおすすめの選び方、トップスとの合わせ方などを紹介します。
花柄・ドット・ペイズリー…2021年春夏、大人女性におすすめの柄は?
まずは数多くある「柄」のなかでも、いま流行していて、大人女性にぜひ選んでほしいおすすめの柄を紹介します。
やっぱり大好き、花柄スカート
柄スカートで人気の柄は、やはり心華やぐ「花柄」。
花柄は大きく分けて、小花柄と大柄のフラワープリントに分かれますが、2021年春夏はどちらもたくさん出そろっていますので、第一印象で惹かれた方を選んでみて。
■小花柄スカートの例
ふだん柄物をあまり着ない人でもトライしやすい小花柄。
花柄1つ1つの主張が強くないため、「柄に着られてしまったらどうしよう」と心配な、身長の高くない女性にもおすすめです。
トップスにはトレンドの襟や袖にボリュームを持たせたデザインのブラウスやカットソーを合わせると、地味な印象になってしまうのが避けられますよ。
■大柄フラワープリントの例
柄のインパクトが大きいため、「目立ちすぎたらどうしよう…」と気になる人は、写真のようなモノトーンをベースにしたスカートで取り入れると安心です。
なお、花柄・フラワープリントは、植物を表す「ボタニカル柄」の一種です。
スカート以外でもボタニカル柄を取り入れるには、こちらの記事も参考にして下さいね。
今季注目のエスニック柄&ペイズリーがイチオシ!
2021年の春夏は、オリエンタルやエスニックなイメージの柄もトレンド。
「ペイズリー」とは、日本では「勾玉(まがたま)模様」ともいわれる、一方が細くカーブしたしずく型の模様のこと。
ペルシアからインドを経由して、スコットランドの「ペイズリー」という町でこの柄の織物が多く作られたことが名前の由来とされています。
さらに、下の写真のようなスカーフをパッチワークで貼りつけたようなプリントも人気です。
トレンド感たっぷりのアイテムを1枚手に入れたい人は、ぜひこんな柄を選んでみて下さいね。
ドット柄も、小さめ&モノトーンなら怖くない
水玉はどうしても子供っぽくなるのが心配で避けてしまいがちですが、1つ1つのドットが小さめで、白や黒などモノトーン系のスカートなら大丈夫。
シンプルなニットやカットソーも、ドット柄のスカートと合わせればとても鮮度の高い着こなしが楽しめます。
大理石のような「マーブル柄」にも注目
さらに、いま注目の柄として、大理石をイメージした「マーブル柄」もおすすめ。
ちょっと人と違う柄を楽しみたい人はぜひトライしてみて下さい。
シルエットは「フレア」「Aライン」「プリーツ」「アシンメトリー」などさまざま
2021年春夏は年代問わずロング丈や足首まで隠れるマキシ丈のスカートがとても人気です。
ロングスカートなら、サンダルやぺたんこシューズの季節、肌の露出が気になる大人女性も素足で涼しく過ごせますよね。
ラインはウエストからふわりと広がる「フレア」、膝上あたりから徐々に広がっていく「Aライン」に加え「プリーツ」も引き続き人気で種類も豊富です。
また、左右や前後で裾の長さを切り替えた「アシンメトリー」のデザインもおすすめ。
シンプルなトップスと組み合わせた「ワンツーコーデ」でも、スカートのデザインのおかげでぐっとおしゃれな雰囲気 に仕上がります。
▼ワードローブはどのくらい揃えておけばいい?こちらの記事もヒントにしてみて下さいね。
POINT
- 今季は花柄やペイズリー、ドット、マーブルなど柄スカートのバリエーションが豊富
- シルエットはロングやマキシ丈でフレア・プリーツなどボリューム感のあるデザインが主流
- 小花柄はボリュームトップス、大柄やデザインにひねりのあるスカートはシンプルトップスと合わせれば失敗なし
花柄やドットなどの柄物は、40代以上ではちょっと派手?かわいすぎ?…と気になる人もいるかもしれませんが、スカートは顔から離れているので、ふだんのイメージを壊すことなく、新鮮な着こなしにアップデートできる便利アイテム。
ぜひトライしてみて下さいね!
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!