「部屋が殺風景な感じがして、どこか物足りない」と感じることはありませんか。
そんなときにおすすめなのが、「ウォールデコ」。
ウォールデコとはウォールデコレーションの略で、壁に貼るだけで部屋をおしゃれな雰囲気にするインテリアアイテムのことです。
ウォールデコの種類には、ステッカーやファブリックパネル、ワイヤーアート、リースなどさまざまなアイテムがあるんですよ。
なかには、壁に穴をあけずに設置できるものも。
今回は、部屋をより一層おしゃれにするウォールデコの選び方や、おすすめの8タイプのアイテムをご紹介します。
ウォールデコのメリットとは?
ウォールデコが人気なのは、他のインテリアにはないメリットがあるから。
ウォールデコの魅力とメリットについて詳しく説明していきますね。
簡単に取り外し可能で、すぐに模様替えできる
多くのウォールデコは、重さが軽く簡単に取り外し可能。思い立ったときにすぐ模様替えできます。
壁紙や大きな家具だと飽きてしまっても取り替えづらいですが、ウォールデコならその心配もありません。
シーズンごとに壁に飾るものを
- 春……花のウォールステッカー
- 夏……海の写真
- 秋……木の実のリース
- 冬……クリスマスツリーのタペストリー
などに変えて、模様替えすることも手軽にできちゃいます。
貼ってはがせるタイプは、壁を傷つけない
裏にテープやのりが付いていて、貼ってはがせるタイプのウォールデコは壁を傷つけません。壁に穴をあけたくない方や、賃貸物件にお住まいの方でも安心して飾れます。
外すことを想定して作られているので粘着力もほどよく、「貼る位置を間違えたかも」というときでも貼り直しがききますよ。
比較的手ごろな価格で手に入る
ウォールデコの価格帯は、数百円から2万円程度。設置費込みで10万円以上することもある壁紙や、大きな家具などと比較して手ごろな価格で手に入ります。
リビングや自室、子どもの部屋など複数の部屋に飾りたいときにもぴったりですね。
かしこいウォールデコの選び方・3つのポイント
ウォールデコにはいろいろなタイプがあり、どれを選んだらよいか迷ってしまうことも。そこで、ウォールデコを選ぶときのポイントについて説明していきます。
ぜひ、「自分の部屋に飾るのなら……」とイメージを膨らませてみてくださいね。
壁の大きさに合ったものを選ぶ
まず、飾りたい壁の大きさに合ったものを選ぶのがポイントです。
部屋の壁やウォールデコのサイズを確認せずに購入すると、壁よりもずっと大きかったり、逆に壁に対して小さすぎたりしてしまうことがあります。
壁の大きさを測って、どのくらいのサイズならちょどよいのか考えておくことが大切です。
壁に穴をあけるタイプか確認して選ぶ
壁に穴をあけたくない人は特に、壁に穴をあけるタイプのウォールデコか確認して選びましょう。
オンラインショッピングの場合は、商品説明に取り付け方が書かれているかチェックしておくのがおすすめです。
取り付けやすいかどうかで選ぶ
手軽さを重視している人は、ひとりでも取り付けやすいものを選びましょう。模様替えするときに取り付けが大変だと、後悔してしまうこともあるかもしれません。
大きさや取り付け方法のほか、重さがどれくらいあるのかも調べておきたいですね。
飾り方いろいろ、おすすめのウォールデコの8タイプを紹介
それでは、ウォールデコのタイプ8つについて詳しく説明していきます。おすすめの商品も一緒にご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.ファブリックポスター
ファブリックポスターとは、布製のポスターのこと。部屋を柔らかい雰囲気に見せる効果があります。布特有の優しい色合いがナチュラルで、韓国でも人気があります。
紙のように破れることがなく、色褪せたりしないのも嬉しいポイントです。
こちらは大人っぽいテイストで描かれた地図のファブリックポスター。生成りの生地で、あたたかみのある風合い。
こげ茶のマップや国の名前も優しい雰囲気です。
2.ファブリックパネル
ファブリックパネルとは、木製のパネルに布を貼ったもののこと。繊維業が盛んだった北欧の人々が生んだインテリアです。
絵画などに比べてリーズナブルで軽く、壁への負担も少ないのが特長なんですよ。
こちらは、ガーランド柄のファブリックパネル。布に素朴なぬくもりがあって、壁になじみます。写真のように3つ並べても、上下にずらしてリズミカルに並べてもおしゃれですね。
とても軽いのでマスキングテープで壁に止めることができます。
3.インテリアフォト
インテリアフォトとは、文字通りインテリアとして楽しむ写真のことです。フレームに入っているものや、パネルに貼ったものまでいろいろな種類があります。
壁に飾ると、部屋がスタイリッシュに変わってまるでギャラリーのよう。好きな写真家の写真や、自分で撮ったお気に入りの写真を飾ってもいいですね。
こちらは青色が美しい海のフォトパネル。涼しげで、どこか懐かしい写真が4枚揃っています。
廊下の壁のワンポイントにしてもGOOD。画びょうなどを使わなくても、マグネットとマスキングテープで飾ることができますよ。
4.ワイヤーウォールアート
ワイヤーウォールアートとは、ワイヤーで作った壁用のアート作品のこと。オブジェのように、作家の個性が発揮されるアイテムです。
ドライフラワーや布と組み合わせた、個性派のワイヤーウォールアートもあります。
こちらはプリザーブドフラワーとの組み合わせが斬新なワイヤーウォールアート。手書きのようなラフな線がリラックスムードを演出します。
飾るだけで、センスの光る部屋にできそうです。
5.リース
花や葉を輪にしたリースもウォールデコの一つ。
ドアに飾るイメージという方もいらっしゃるかもしれませんが、ヨーロッパでは魔除けとして部屋に飾ることも多いそう。なんでも、終わりのないリースの形は「永遠」を意味するため、幸せが永遠に続くことを願って飾るのだとか。
飾るだけでぱっと部屋が華やかになるウォールデコです。
春のローズガーデンをイメージしたリース。ホワイト~ピンクの優しい雰囲気を、ビビットカラーのお花で引き締めています。
すべてアーティフィシャルフラワーでできていて、お手入れも簡単です。とても華やかなので玄関の壁に飾っても、お客様の目を楽しませるでしょう。
こちらは珍しい真鍮のリース。北欧の伝統的装飾品の「ヒンメリ」を真鍮で作ったものです。幾何学の立体的なデザインが他にはない美しさですね。
ユーカリの葉とドライフラワーが組み合わさって、ぱっと目を引くリースです。
6.ガーランド
ガーランドとは、花や葉などを使ったひも状のインテリアのこと。三角形の旗があしらわれたフラッグガーランドをイメージする方も多いことでしょう。
フラッグガーランドはポップな印象ですが、ウォールデコとしてはドライフラワーや布を使った落ち着いたムードのガーランドが人気です。
こちらは優しいアースカラーのタッセルでできたガーランド。ボリューミーなタッセルが手作りのあたたかみを感じさせます。
部屋のお気に入りの場所に飾りたいかわいらしさです。
7.ウォールステッカー
壁に貼ることで華やかな空間を演出する、ウォールステッカー。最近では、子ども部屋向けだけではなく、大人の部屋に向けたものも数多く登場しています。
水彩画テイストなウォールステッカーなら、主張しすぎず飾りやすいですよ。
まるで絵本の挿絵のようなアネモネを描いたウォールステッカー。つやを消したシートに印刷されているので、テカテカと光を反射することがありません。
みずみずしい色合いが、部屋を明るく彩ってくれます。
シャクヤクを描いたノスタルジックなウォールステッカー。甘くなりすぎず、大人にふさわしい絶妙な色合いです。
立体的な蝶のステッカーが、よいアクセント。少し小さめでどこでも貼りやすそうですね。
8.壁に貼るだけで使える一輪挿し
最後に、ウォールデコになる一輪挿しをご紹介します。壁に貼るだけで使える一輪挿しは、「花瓶を置きたいけど場所がない……」という方におすすめ。
部屋に一輪でも花があると、色や香りによってリラックス効果を感じられますよ。
こちらは壁に貼り付けて使う一輪挿し5個セットです。ウォールナット材を使用し、部屋の家具とも調和するナチュラルな仕上がりです。
付属のウォールステッカーで貼り付けて使うため、穴をあけずに飾れます。正方形の形がなんとも愛らしい一輪挿しです。
POINT
- ウォールデコとは、ウォールデコレーションの略で壁を装飾するインテリアのこと
- 簡単に付け替え可能で、部屋の雰囲気を変えられるというメリットがある
- 壁に穴をあける必要がないものも多く、手軽に楽しめる
この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます
大学卒業後、女性向けメディアを中心にフリーランスライターとして活動。アクセサリーからライフスタイルまで、日々の暮らしを彩るような幅広い情報をお届けします。