ストレスフリーなファッションアイテムとしても、防寒アイテムとしても人気のレギンス。そして応用編のイージーパンツ。
新型コロナ禍で「おうち時間」が増え、在宅勤務の服装にも最適なリラクシーボトムのバリエーションが拡大しています。
「ジョガーパンツ」「スカッツ」など気になるアイテムも！
2020年~2021年の冬を、気楽で暖かくおしゃれに過ごしたい！
今回はアラフォー~40代向け、大人の冬のレギンスコーデ・イージーパンツコーデを研究してみました。
2020-2021AW（秋冬）レギンスのトレンドは？
素材感が広がったレギンス
レギンスは、もともとフィットネスやダンスウェアに使われるようなストレッチ素材が主流でしたが、現在は素材バリエーションが拡大。
秋冬シーズンはリブニット、コーデュロイ、ベロアなど暖かみのある素材が主流です。
基本のリブレギンス。起毛感のあるタイプを選んで。
パープルのベロアは色味とほどよい光沢感が大人っぽいスパイスに。
暖か素材ばかりでほっこりしすぎかも、と思ったらトレンドで注目のエコレザー（フェイクレザー）を。冬のコーデの引き締め役となる質感です。
着丈は長めで。「スリット」デザインがバリエーションを豊富に！
以前は8分丈が人気だったレギンス、現在の主流は10分丈かそれ以上。イージーな履き心地をベースにしながら、デザイン性も高まっています。
レギンスの可能性を広げた「裾スリット入り」。
ぱつんとした真横の線となる裾よりも足長効果があり、足のラインが気にならない、シルエットを変える…などさまざまな効果を生み出しました。
レギンス？パンツ？イージーでリラクシーなボトムの進化が加速！
おうち時間やリモートワークが増えた2020年から2021年にかけてチェックしたいのは、レギンスとパンツの中間型。
リブニットパンツやウエストの処理がゴムやドローストリングになっているイージーパンツは、レギンスと似たコーデができる上、より主役感のある着こなしにも使えて、今後も人気が高まりそうです。
しっかりした厚みのリブニットパンツはニットトップスとのセットでリラックス＆きれいめコーデも叶います。
「レギンスパンツ」と表記されているボトムは、ウエスト回りはイージーなつくりですがもう普通のパンツのように着こなせるタイプ。ストレッチも効いていてストレスフリーです。
こちらもレギンスとパンツの中間といえるフレアパンツ。裾に向かって広がるセミフレアシルエットも印象を変えられる一品ですね。
新鮮さを感じるのは、足首を絞った「ジョガーパンツ」デザインのイージーパンツ。
ジョガーとは「ジョギングをする人」の意味。もともとはランナーのためのスポーツウェアだったアイテムが日常着に進化しました。
秋冬レギンスコーデのヒントとは？
カラーを意識すると全体がまとまる
レイヤードスタイルが注目される2020~2021年秋冬は、カラーコーデを意識してみましょう。
ソフトな色調でまとめるコーデは人気継続中。
ゆったりしたシルエットのニットにロングシャツをレイヤードしたコーデは、レギンスもベージュにして色調を淡めのトーンで揃えることで軽やかに。
メタリックなシューズでスパイスを。
淡いトーンだとぼんやりしがち…という方は、濃淡のリズム感あるコーデを。
ブラウン～オリーブ×オフホワイトのニットで明るい印象に。
柄の中の色とレギンスや小物の色をリンクして使うことで全体がまとまります。
チェックの1色をニットの色にする方法もおすすめ。
ワインカラー×ピンクなど、同色系の濃淡コーデもチャレンジしやすい配色。
定番のワンピース×レギンス
ヒップラインを隠すのが大人のレギンスコーデの基本形。
ワンピース×レギンスはもう定番のレギンスコーデですよね。
すとんとしたニットワンピースは引き続き人気。ロング丈が主流なのでサイドスリットがあるとすっきり見えます。
羽織りにもなるシャツワンピース/コートワンピース×レギンスも人気のコーデ。
秋冬はインにタートルニットなどを重ね着。インナートップスとレギンスの色合わせをすれば縦長効果が生まれます。
ベスト（ジレ）を使ったレイヤードスタイルに注目
2020~2021年秋冬は上半身をボクシーシルエット（ボックス型）に見せるレイヤードスタイルも増加中。
ボクシーなニット×シャツやカットソーの裾出し×レギンスorイージーパンツなど。
ロングベスト（ロングジレ）も注目アイテムです。
インにシャツワンピースを着たり、ウエストマークしたり、着回しアレンジも広がります。
スカート＆レギンスのセット（スカッツ）は便利！
冬の注目アイテムが、ニットスカートとレギンスのレイヤードセット。ボトムが同素材で二重になるため、暖かい上すっきりまとまります。
スカートとパンツを合成した和製英語「スカッツ」と呼ばれることもあります。
靴はフラットシューズがおすすめ！
ローファーで重めに。フラットパンプスも立体感を
歩きやすいフラットシューズやスニーカーの人気がさらに拡大している2020年。
2020~2021年秋冬のレギンスコーデにはローファーなど少し重めのデザインがおすすめです。
ぺたんこパンプス系では、暖かみと立体感のあるキルティングデザインに注目してみて。
ショートブーツやスリッポンタイプ…モード感ある足元も旬
ブーツの場合、レギンスをブーツインしてタイツのように使うのはもちろん、フレアシルエットのレギンスやリブパンツをブーツの外に出すこともできますね。
レギンスと靴の色合いを近くすると足長効果あり。
レギンス×スニーカーも定番のスタイル。
メタリックな素材や、高機能＆モード感のあるスリッポンスニーカー×ネオンカラーを差し色にしたコーデにすれば足元から新鮮に。
レギンスコーデ・イージーパンツコーデはチラ見せから存在感ある見せ方まで、着回しの可能性は無限大。
冷えから身体を守ってくれるありがたい味方でもあります。ぜひ活用してみてくださいね。
POINT
- レギンスはおしゃれ・防寒アイテムとして人気継続！
- 2020-2021秋冬はレギンスとパンツの中間ボトムも増加、セットアイテムの「スカッツ」も。
- 2020-2021秋冬のレギンスコーデはフラットシューズ合わせで
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。
