30代・40代・50代で、小柄な大人女性のあなた。
雑誌やネットには「Sサイズコーデ」「小柄コーデ」がよく特集されていますが、よく見ると20代くらいの若い子向けで、取り入れられないアイテムが多い…と感じることはありませんか?
今回は、アラフォーからのSサイズ女性のため、着こなしでスタイルアップできてトレンドも押さえられるコーディネートのコツを紹介します。
トップス&小物で視線を上半身に集めて
トップスに限らず、身長が低い人がスタイルよく見せるために共通のセオリーは、
「視線を上に集める」
です。
具体的には、ボリュームのあるデザイン・目立つ色柄や濃い色、小物などは下半身ではなく上半身に持ってくるのがおすすめ。
黒やネイビーのボリュームトップスに白・ベージュなどのボトムを合わせると、重心がぐっと上がります。
2020年はロゴ入りTシャツも流行中。
ジャケットやワイドパンツなどきれいめアイテムに合わせると今風のこなれ感が出せるので、大人女性にもぜひ取り入れてほしいアイテムですが、ロゴのデザインにはちょっとこだわって厳選するのがコツ。
写真のように、胸のトップよりも上にシンプルなロゴが入ったデザインを選ぶと失敗がなく、さりげなくトレンド感を取り入れられます。
全面にたくさんロゴがプリントされたものや、ポップで太いロゴ・カラフルなロゴは子どもっぽいイメージになってしまううえ、重心もより低く見えてしまうので避けて。
また、Tシャツは数年前と今年では、首もとの開き具合がかなり異なります。
少し前のロゴTを持っている…という人も、今風の首のつまったデザインでないと、古くさい印象になりがち。
お手頃価格のTシャツも多いので、思いきって今年のデザインを買うことをおすすめします!
上半身に視線を集めるテクニックとしては、小物使いも有効。
大ぶりのピアスやイヤリングなどのアクセサリーは旬のアイテムでもあるため、ぜひチャレンジして。
メガネやサングラスを効かせるのもいいですね。
首元にスカーフを巻くテクニックもぜひ取り入れて。
シンプルなカットソーとスカート・パンツの組み合わせから、いっきにトレンド感とスタイルアップ効果のある着こなしにブラッシュアップできます。
ボトム選びは「明るめの色」がカギ
いっぽう、Sサイズさんのボトム選びは、
「できるだけ重さを出さない」
がポイントです。
もっとも手軽なのは、白やベージュ・パステル系などの明るいカラーを選ぶこと。
今年は、淡いパープルやピスタチオグリーン、ニュアンスのあるピンクやブルーなど、「シャーベットカラー」「くすみパステル」のアイテムも豊富なので、その中から選ぶのもいいですね。
足元は、ボトムと統一感のある色のシューズやサンダルを合わせるとさらに足長効果が得られます。
2020年のトレンドの1つである、つま先が四角くカットされた「スクエアトゥ」のサンダルで、ヌーディーカラーやベージュ系を1足持っておくと、肌色となじんで重宝しそう。
大人のSサイズさん、ワンピースの着こなしは
2020年は昨年に引き続き、ロングワンピース人気がとどまるところを知りません。
Sサイズさん、そしてアラフォーからの大人女性がスタイル良くワンピースを着こなすためのちょっとしたアレンジには次のようなものがあります。
ベルトや羽織り物でウエストをマーク
家で気軽に洗えるカットソーのワンピースは、色違いで揃える人もいるほどの人気アイテムですが、大人女性がそのままで着ると部屋着のようになってしまう可能性も…。
そこで、サッシュベルトや羽織り物のカーディガンなどでウエストマークすると、おしゃれでスタイル良く見せるコーディネートにワンランクアップ。
初めからウエストマークされたデザインなら、忙しい朝や外出前でも着こなしで悩まずにすみます。
レギンス合わせやポインテッドトゥシューズで足長を演出
ワンピースの足元は、素足でももちろんOKですが、足長効果を狙うなら足首まであるフルレングスのレギンスがおすすめ。
人の目は「レギンスのすそ=足の長さ」と認識するため、やや足首にかぶるくらいの長め丈がとくに効果的です。
つま先が細くとがった「ポインテッドトゥ」のシューズも、足を長く演出してくれます。
POINT
- 小柄コーデは「視線を上に」が合い言葉!小物やボリュームトップスを上手に使おう
- ボトムは今年バリエーション豊富な、明るい色から選ぶのがおすすめ
- ワンピースはウエストマーク&レギンス&シューズで足長効果を狙って
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フリーライター。新聞社や大手通販サイトにてファッション・ライフスタイル系記事を執筆中。幅広い世代の流行やトレンドから、自分を含めた大人女性が毎日のファッションにリアルに取り入れられるアイテムや着こなしのヒントを厳選してお届けします!