夏に映えるメンズジュエリーといえばブレスレット。
袖が短くなる季節には、一本手元に加えてあげるだけでこなれ感を纏えます。
今回はメンズジュエリーの選び方、ブレスレット編。
種類やサイズ選び、コーデのポイントをお届けします。
メンズのブレスレットの種類と選び方。サイズはどう測る?
まずはブレスレットとバングルの違いについて簡単に。
バングルはブレスレットの一種ですが、留め具の有無やデザインによって分類されます。
参考記事:ブレスレット?ブレスレッド?正しい英語と意味、バングルやカフとの違いは?
留め具がありチェーンなどのデザインをブレスレット。
留め具がなくボリュームのあるデザインをバングルと呼ぶ傾向にあります。
ブレスレットの選び方
ブレスレットの留め具は、既存のパーツを使用したものからデザインに組み込まれたものまでさまざま。
そのため、サイズを測る際には留める位置から位置への長さに注意。
全長に合わせて購入すると、窮屈に感じたり留められないといったことも起こります。
たとえば末端にパーツが付いているタイプではなく、レザーベルトの腕時計のように小穴に引っ掛けるタイプのブレスレットの場合。
全長ではなく、小穴と留め具までの長さを測りましょう。
バングルの選び方
バングルはO型とC型に分類できます。
O型は手首全体を覆うデザインで、バングルの中央で割れて着脱ができるタイプや、留め具がなく指先から通してつけるタイプがあります。
C型は開いた隙間から手首を入れるタイプで、カフ(またはカフブレスレット)と呼ばれます。
素材によっては若干のサイズ調整も可能ですが、開口部分の開き具合も変わるため基本的にはおすすめしません。
手首のサイズはどう測る?
リングゲージのようにサイズを測る道具がないブレスレット。
基本的には手首の断面は真円ではなく楕円のため、メジャーで手首全周を測ります。
使用するメジャーは柔らかいもの。
きつくしたり緩めることなく、手首に沿わせて計測しましょう。
ポイントは、手首のでっぱった骨の部分ではなくその少し下を測ること。
普段時計をつけるなら、そのあたりを計測すると良いでしょう。
ただし、O型のバングルで指先からはめるデザインの場合少し異なります。
手の甲の幅や手首の骨のでっぱりも加味して選びましょう。
メンズのブレスレット・バングルコーデの3つのポイント
素敵なブレスレットとバングルを手にいれたら、つぎはどう取り入れるか。
ブレスレットをつけるならほかのジュエリーはつけない方が良いのか?
また、時計とのバランスはどう取れば?と悩むこともありますよね。
ブレスレットコーデで大事にしたいポイントは3つ。
ジュエリー同士の色味を合わせる
リング編でも述べたように、ジュエリーをコーディネートする際に大事にして欲しいのは色味。
主張の強いアイテムに合わせて、ほかのアイテムの色味を合わせてあげると良いでしょう。
少しひねりが欲しいなら、同じ色味でも仕上げが異なるデザインや、一部分だけ異なる色を取り入れたジュエリーを選んでみるのも素敵です。
袖丈と左右のバランスを考える
リングよりも面積があるため、全体をみたコーデが重要なブレスレット。
袖丈に合わせてボリュームを変えることで、コーデの締まり具合も違ってきます。
また、片方だけでなく両腕につけるなら、左右のボリュームを変えてつけるのがおすすめ。
とくにゴツめのバングルを両腕となると重い印象になってしまうため、片方は華奢なデザインのブレスレットを合わせると抜け感を加えられます。
腕時計との重ねづけは幅感がポイント
ブレスレットもつけたいけれど、腕時計もつけたい。
もちろん両腕それぞれにつけるのも良いですが、重ねづけも楽しめます。
ブレスレットやバングルは、腕時計の幅よりも細い幅のデザインを選んで。
腕時計のフェイス部分がアクセントとなるため、ブレスレットはシンプルにするとまとまりがよくなります。
重ねづけのバリエーションを増やしたいなら、フェイス部分がベルト幅と変わらないブレスレット感覚の腕時計がおすすめです。
コーデのアクセントとなるブレスレット。
ポイントを押さえれば秋冬にも活躍してくれるので、ファッションの幅を広げたい方におすすめのジュエリーです。
リングと違ってサイズ展開は少ないため、購入前には必ず着用感を確認することを忘れずに。
特にオンラインショッピングの場合は、ブレスレットの長さやバングルの開口部分、形状といったサイズ感を細やかにチェックしましょう。
POINT
- ブレスレットは留め具あり。バングルは留め具はなくO型、C型がある
- サイズを測るときはメジャーが食い込まない程度に沿わせる
- ブレスレット・バングルのコーデは全身とのバランスが重要
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。