リラックスした着こなしの人気が上昇して、Tシャツが人気アイテムになっています。
いっぽう、「Tシャツが似合わない」という悩みを持つ30代~40代以上の大人女性は意外と多いもの。
気軽でいて奥深いアイテム、Tシャツ。
Tシャツでリフレッシュムードを取り入れたい方や、この夏はTシャツで乗り越えようと考えている方に、大人女性ならではのTシャツの選び方やコーデのアイディア・5つのヒントをお届けします!
1.カラー:肌馴染みの良い色を。時には冒険も!
Tシャツの代表といえば「白T」。白Tシャツの選び方やアクセサリーコーデは以前ご紹介しています。
白T以外のTシャツをお探しの大人の女性は、ぜひカラーを活用して。
ニュートラルカラー
真っ白ではなくオフホワイトやクリーム、またはライトグレーやグレージュなどの微妙なニュアンスカラー。肌馴染みがよく、白Tの応用感覚で使えます。
くすみパステル
シャーベットカラーやくすんだパステルは2020年~のトレンド。アースカラーとも相性がよく、ほどよい優しさとこなれ感をつくりやすい色。
ダークカラー
ブラウン、ネイビーなど、引き締め役となるダークカラー。晩夏から初秋にも似合うので「秋色夏服」としても活用できます。
Tシャツがお求めやすいこの時期は、「パーソナルカラー診断で似合うと言われたけど、実際持っていない…」という色にチャレンジする機会でもあります。
色味のある服をあまり着ないという方も、時には冒険してみてもいいですね。
2.素材&シルエット:マイベストを探して
大人Tシャツは少し上質な素材を
体型の変化が気になる大人世代は、少し上質な素材、ひと手間かかった素材を選ぶのも一案。
Tシャツの素材はコットンが多いのですが、ものによってだいぶ素材感が違います。
コットンの産地、厚みや目の詰まり具合、シルケット加工や洗い加工…着心地がよく大人っぽい素材感を探すのは意外と難しいもの。
特にオンラインショッピングではなかなかわからない部分ですが、素材に手をかけているブランドは、素材の説明もていねいなので参考にしてみてください。
組成もチェックして。綿100%だとカジュアルすぎて…という方は、「シルク」「レーヨン」混など、しなやかな落ち感のある素材を選ぶと大人っぽく。
これは!という素材のTシャツに出会ったら、色違いで買ってもいいかもしれませんね。
シルエットはトレンドも取り入れて
Tシャツのシルエットは、ほどよくトレンド感を取り入れるとコーデ全体もリフレッシュされます。
今どきTシャツのシルエットはクラシックなイメージ。身体の線を拾わないボックスシルエットの傾向で、肩の落ちたドロップショルダーで袖丈も長め。
ボックスシルエットの場合は、着丈が長くなりすぎないように。
ロング丈やビッグシルエットのTシャツで裾にアレンジがあるタイプ…ラウンドヘム(裾が丸くカットしてある)、サイドスリット、長さに前後差があるタイプもトレンド。
体型カバーにもなり、大人っぽいコーデに向いています。
3.衿:クルーネックにはポイントを作って
クルーネックにはアクセサリーを
Tシャツはクルーネック(丸首)が主流。近年は、首回りが詰まったタイプも多めです。大人におすすめしたいVネックも、最近は浅いものが多いです。
自分にとってベストな首回りを探すのも大切ですが、アクセサリーによる演出も効果的。
首回りに硬質な輝きをプラスすることでメリハリが生まれます。
ラフなペンダントをつけて、チェーンによるVゾーンを胸元にプラスするコーデもおすすめ。
大人っぽく着こなせるボートネック
丸首でも少し横長に首回りが空いているタイプやボートネックのTシャツだと、鎖骨が綺麗に見えたりして大人っぽく着こなせます。
4.袖:二の腕と袖の関係
ノースリーブを楽しもう
Tシャツで気になるのが、袖。
中途半端な半袖は、二の腕を分断して、かえって強調するケースも。
思い切って腕を出すのも一案です。ストラップが細いタンクトップはちょっと…と気になる方も、ノースリーブやキャップスリーブ、フレンチスリーブは気軽に着られます。
特に、ジャケット、リネンシャツやカーディガンなど羽織りアイテムとのコーデが多い大人女性には、すっきり着こなせておすすめです。
逆に袖のあるタイプを選ぶ時は、少し長めのものや五分袖タイプを。
袖が細めのほうがすっきり着こなせます。
5.ロゴ&柄:シンプルロゴTやフォトTに注目!
キャンバスとも言えるTシャツの胸元。時にはカジュアルに、グラフィカルなデザインを楽しむのもTシャツの魅力です。
大人が選ぶ時は、シンプルでインパクトフルなものを。
ロゴT
ロゴTは、フォントの持つイメージが印象をつくります。
フォトT
写真をプリントしたフォトTにも注目。
グラフィックT
ロゴとデザインを組み合わせたグラフィックTも、色使いを抑えたタイプならシンプルに着回しやすいですね。
POINT
- Tシャツは気軽でいて奥深いアイテム
- 色・素材・シルエット、衿と袖。ポイントをチェック
- 時には冒険、ロゴTやフォトTも。お気に入りのTシャツを見つけて!
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。