いまや「おうち時間」に欠かせなくなった映画。
さまざまな動画サブスクリプションサービスがありますが、過去の作品を配信するだけでなく、オリジナルのドラマや映画も制作しています。
映画館へ足を運ばなくても新作の映画を観ることができ、なかでも評価の高いオリジナル作品を次々に生み出しているのがNetflix。
2020年4月10日に公開された「ラブ、ウェディング、リピート」もNetflixオリジナル映画。
結婚式を舞台としたラブコメディで、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ハンガーゲーム」シリーズでおなじみのサム・クラフリンが主演です。
今回は「ラブ、ウェディング、リピート」の衣装とアクセサリーづかいについて。
イタリアと日本のお呼ばれコーデの違いや、取り入れたいポイントをお届けします。
「ラブ、ウェディング、リピート」にみるイタリアの結婚式と服装
「ラブ、ウェディング、リピート」のあらすじ
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主人公のジャック(サム・クラフリン)は妹の結婚式で、3年前に気持ちを伝えるタイミングを逃したディナ(オリヴィア・マン)と再会。
心を弾ませるジャックでしたが、妹ヘイリー(エレノア・トムリンソン )の元カレであるマーク(ジャック・ファーシング)が式へ乱入し、それどころではなくなってしまいます。
マークの勝手な行動を制御するためジャックはある行動をとるのですが、事態は思わぬ方向へ…。
イタリアの美しい街並みや建物、そしてラブコメのベタな要素も盛り込まれた、明るい気分で観られる映画です。
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イタリアの結婚式お呼ばれコーデとは
主役の兄妹はイギリス人ですが、婚約者のロベルト(ティツィアーノ・カプート)はイタリア人で、結婚式の会場もイタリア。
式に出席している女性はスーツを着ていたり、男性のネクタイの色も白じゃなかったりと自由な印象。
イタリアのお呼ばれコーデに決まりはないのかな?と思っていましたが、赤のワンショルダードレスにサングラス姿で登場した、ジャックの元カノアマンダ(フリーダ・ピントー)にはさすがに驚きました。
実際、イタリアと日本では結婚式でのゲストの服装はどのように違うのでしょうか?
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まずは色。
日本では白と同様黒は避けた方が良い色とされていますが、イタリアでは全身黒でも大丈夫。
黒のワンピースにパールのネックレスといった服装もよく見られるとか。
作中でもロベルトの親族に黒のワンピースを纏っている方がいましたね。
また、男性のスーツやネクタイ、シャツの色も自由。
ジャックはブルーのネクタイ、マークに至ってはノータイでしたが、誰も指摘したり気に留める様子はありませんでした。
つぎに女性の服装。
日本では女性は和装かドレスでの出席が望ましいとされていますが、イタリアでは女性もスーツを着て結婚式に出席できます。
明るい色のストールを巻いたり、大ぶりのアクセサリーをつけるなど、結婚式にふさわしい華やかさをプラスしてバランスを取っています。
そしてアクセサリー。
揺れるイヤリングは「家庭を揺らす」として、日本では避けた方が良いとされていますが、イタリアでは異なります。
揺れるピアスはもちろん、主役より目立たなければアクセサリーについてもダメなものはありません。
ディナがダウンヘアに揺れるタイプのピアスをつけていたように、ヘアアレンジに関しても自由だとか。
もちろん地域によって差はあるかもしれませんが、白さえ避ければ自由な服装で出席できるということですね。
「ラブ、ウェディング、リピート」のアクセサリーコーデ3選
結婚式のお呼ばれコーデに決まったルールがないからこそ、登場人物性格がより反映されている気がする服装。
「ラブ、ウェディング、リピート」はストーリー以外にもさまざまな楽しみ方ができますが、ぜひアクセサリーにも注目してみてください。
ディナのリングコーデ
日に焼けた肌に映えるグリーンの花柄ドレスを着たディナ。
ナチュラルな印象のドレスがほっこりしないためには、ドレスのシルエットだけでなくアクセサリー選びも重要です。
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花モチーフのアクセサリーで統一感を出すのも可愛いのですが、エレガントさを加えるならシンプルなデザインで。
華奢なリングを重ね付けしたり、ディナのように左右に2本ずつばらけてつけるのもおすすめ。
単調にならないよう、1本だけ違うデザインのリングを加えるのもおしゃれですね。
アマンダのセットジュエリーコーデ
ワンショルダーのドレスがインパクトフルなアマンダは、ドレスの存在感に負けない大ぶりなアクセサリーが印象的でした。
カジュアルに転びがちなフェザーモチーフも、艶感のあるゴールドを選ぶことでラグジュアリーに。
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モチーフは揃えることでセットジュエリーのようにも楽しめます。
これからの季節は涼やかなシルバーも素敵ですね。
チャズのリングコーデ
アマンダの彼氏であるチャズのコーデは、右手の薬指と小指のリングがポイント。
大ぶりのリングをふたつはハードルが高くても、ひとつなら意外と違和感なく取り入れられます。
シンプルなシグネットリングは、服装を問わずに多様なシーンで活躍。
小指に大ぶりのリングはこなれてみえるので、ぜひお試しください。
ヘイリーの義母にあたる女性のワイヤーネックレスとブレスレットのコーデなど、ほかにも個性的なアクセサリーがたくさん登場します。
普段華奢なアクセサリーばかりという方も、取り入れるヒントのひとつにしてみてはいかがでしょうか。
POINT
- イタリアの結婚式のお呼ばれコーデは白を避ければ基本的に自由
- スーツや黒でも、アクセサリーや小物で華やかさをプラス
- モチーフを揃えることでセットジュエリーのようにも楽しめる
ドタバタ劇が終わりまで続くかと思いきや、ラスト40分から意外な展開が待っています。
「ラブ、ウェディング、リピート」は気軽に観ることのできる内容なので、おうち時間を楽しむひとつの選択肢となれば幸いです。
【あわせて読みたい】アクセサリーの意味からストーリーを紐解いてみるのもおすすめです
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大学卒業後、ジュエリー専門学校にてメイキングとデザインを学ぶ。ジュエリーセレクトショップ・百貨店にて販売員経験あり。あなたとジュエリー・アクセサリーとの距離を縮める記事をお届けします。