2019年夏ドラマで、ちょっと不穏な(?)タイトルの作品がありますね。
「偽装不倫」…結婚指輪がストーリーに大きく関わる作品と聞いてチェックしてみました。杏さんの左手に輝く結婚指輪のブランドは?
さらに、今どきの結婚指輪の新常識もデータで探ってみました!「地味婚」「大人婚」など結婚の形もさまざまになる中、結婚指輪、いらない?いる?と悩まれている方にも役立つ情報をお届けします。
「偽装不倫」鐘子が着けている結婚指輪のブランドは?
#偽装不倫 の原作者 #東村アキコ 先生が描き下ろしたイラスト版ポスターを公開‼️
本日7/5(金)〜11(木)まで#東京メトロ の中吊り広告(丸の内線、半蔵門線、千代田線)にて、実写ポスターと並んで掲出中です✨
詳細は公式HPでhttps://t.co/NcENeYT2Xy
東村先生と主演の #杏 さんからコメントも— 【公式】偽装不倫 7月10日(水)よる10時スタート! (@gisou_ntv) 2019年7月5日
この記者会見ポーズのポスターが印象的な「偽装不倫」。杏さん演じる独身女子・鐘子が結婚指輪を使って既婚者だと「偽装」、恋に落ちるラブストーリーです。
ドラマを見たら、結婚指輪の真の持ち主はお姉さん(仲間由紀恵さん)でしたね(むしろお姉さんの方が不穏な空気です!)。
結婚指輪のブランドは、フェスタリアのマリッジリングでした。
【衣装協力】
日本テレビ系ドラマ「偽装不倫」のポスターにて、主人公の濱鐘子さん役がフェスタリアのマリッジリング「クオリテエトワール」とダイヤモンドイヤリングをご着用。
「東京タラレバ娘」で知られる東村アキコさんによる同名漫画が原作の「偽装不倫」、スタートが今から待ち遠しいですね! pic.twitter.com/CkxKHwGq8T— festaria(フェスタリア) (@festaria_jp) 2019年4月13日
フェスタリア(festaria)は、1920年に長崎県で創業した時計店が宝飾店を展開、今では全国に店舗が広がった日本のブランドです。製造販売企業はフェスタリアホールディングス(2018年に商号変更。以上、フェスタリアホールディングス株式会社Webサイトより)。
このマリッジリングは星の形がデザインされており、またフェスタリアでは ダイヤモンドに星形が入るオリジナルカット「Wish upon a Star 」が人気。フェスタリアの意匠登録カットです。
ドラマ「偽装不倫」では宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」、ジョバンニとカンパネルラが重要な鍵となるようですので、ストーリーにもマッチしていますね!
鐘子自身のアクセとしては、ブルートパーズやカーネリアンの揺れるイヤリングも印象的でした。色石ジュエリーの人気も高まっていますね。
Ame blanche 【ドラマ衣装】K18 carnelian drop pierce(イヤリング取替無料)
結婚指輪、いらない?いる?今どきの結婚指輪・婚約指輪の新常識
「結婚指輪はいらない?」問題について
さて結婚指輪といえば、最近では山里亮太さんと蒼井優さんの結婚会見での「指輪はない」発言が話題になりましたね。「『指輪いらない婚』に共感の声?」といった記事も出ていました。
実際のところ、結婚を控えたカップルはどんな選択をしているのでしょうか?
「ゼクシイ結婚トレンド調査2018(首都圏)」によれば、結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用総額の平均は488万円。結婚指輪(二人分)の平均額は25.4万円。
実は結婚指輪は98%が購入しており、数年前から変化もありません。
前述の記事は、結婚指輪(マリッジリング)と婚約指輪(エンゲージリング)を一緒にしてしまっているとも言えそうですね。
カップルそれぞれ?今どきの婚約指輪の考え方
婚約で見ると、婚約記念品があった方が74%、そのうち婚約指輪(エンゲージリング)が91%。平均額は41.9万円。
2017年よりは微減ですが2014~15年頃よりは婚約記念品ありが増えています。ざっくり見れば、2010年代を通して、約7割が婚約指輪あり、3割がなし、とカップルによって判断・考え方が分かれている状況ですね。
ちなみに婚約記念品がなかった理由は「お金がもったいない」という理由が第一位で32%、「普段身に着けるものではない」という理由が19%。「相手に悪い」「タイミングがわからない」といった理由も。
経済的な不安や、結納の習慣が薄れているためタイミングを失してしまう…そんな微妙なケースもあるようです。
お互い遠慮したり、言い出せなかったり…そんなもやっとした気持ちの「偽装」はドラマだけにして、カップルの方はぜひ本音で語り合ってみてくださいね。
「形ある思いを身に着ける」幸福な喜びや信頼感は、他には替えられない価値のひとつではないでしょうか。婚約の記念として、例えばリングと時計をお互いに贈り合うのもいいですよね。
「婚約指輪は給料の3か月分」って本当?
ちなみに「婚約指輪は給料の3か月分」というのは1970年代のデビアスのキャンペーンから広まったフレーズ。ダイヤモンドが主流になったのもそれからで、1960年代は誕生石などを贈るほうが多かったのです。
常識も時代によって変化しますので、二人が納得するスタイルであればそれがベストな選択です。
今は指輪のデザインも価格帯もさまざまに選べる時代。エンゲージとマリッジを一体化した指輪もあります。
宝飾店でさまざまな指輪を身に着けてみたり、オーダーにチャレンジしたり、工房で二人で一緒に指輪を作ったり…婚約指輪・結婚指輪のエピソードは一生忘れられないもの。二人で素敵な思い出を作ってくださいね。
POINT
- 「偽装不倫」結婚指輪のブランドはフェスタリア
- 今もほとんどのカップルが結婚指輪を購入。婚約指輪は約7割
- エンゲージとマリッジ、二人の納得いくスタイルを相談して
【参考記事】婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)についてはこちらの記事もご参考に。
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マーケティングディレクター、ジュエリーに詳しいライター、女性メディアライター、ジュエリーデザイナーなどによる専門チーム。