コラム

自分らしい大人ファッションとは?大人のおしゃれを楽しむ3つのヒント

こんにちは、40代女性ライターの高谷みえこです。

2019年、『ヒカリモノガタリ』が”大人の女性へおしゃれ情報を発信するメディア”へと進化したのに合わせ、今回から「大人ファッションを楽しむヒント」をお届けすることになりました。

10代~20代の頃は流行をどんどん取り入れるのが楽しかった私たち。

でも、たくさんの経験をして年齢を重ねるごとに、ただ流行を追うのではなく「自分に似合うものだけを身につけたい」「ライフスタイルに合った洋服を着たい」と、自分らしさを重視するようになってきたと思いませんか?

とはいえやっぱり”時代が止まった人”にはなりたくないから、少しは流行も意識したい。

更年期を迎え肌も体もデリケートになりがちだから、着心地がいいのはマスト。

ボディラインもカバーしつつ、できるだけ美しく見せたい。

だけど、アラフォー・アラフィフの女性は仕事も家庭も一番忙しく充実している世代なので、おしゃれの情報収集に長い時間を費やしていられないのも事実ですよね。

そこで、「ヒカリモノガタリ」では、空いた時間にさくっと読めて、明日からすぐに大人の女性のおしゃれに役立つ情報を厳選してお送りしていきます。

初回となる今回は、「大人ファッションを自分らしく楽しむコツ」を3つご紹介します。

大人ファッションを楽しむコツ1:自分の「好き」を知る

アラフォー・アラフィフ世代の私たちが若い頃は、みんなが同じ方向を向いていて、「流行りのファッション」「そうでない普通の服」の二種類があるだけ…という感じでした。

しかし、21世紀に入りここ10年ほどでファッションは多様化し、同年代の女性の中でも、服のテイストはエレガントだったりスポーティだったりナチュラルだったりとバラバラです。

以前は流行が終わればそのアイテムは店頭から消え、「ダサい恰好」の象徴のように言われたものです。

しかし現在は、例えばぴったりした「スキニーデニム」の後にゆったりした「ワイドデニム」が流行しても、街や洋服のショップからスキニーは消えずに売れ続けています。

多様なファッションが共存できる、ある意味では良い時代になったといえますね。

その反面、洋服や小物を選ぶとき、選択肢が多すぎて一体何を買えばいいのか迷ってしまうというデメリットもあります。

何となく選んだ服をいざ合わせようとすると、なんだかテイストが合わず、毎朝「着るものがない!」となってしまう人もいることでしょう。

そうならないためには、一度「自分はどんなスタイルが好きなのか」を見直してみることが必要です。

(上級者テクニックとして、まったく違う雰囲気のアイテムを組み合わせる「テイストミックス」も流行中ですが、それはまた後日くわしく解説します!)

まずは基本的にどんな雰囲気が好きなのかをはっきりさせましょう。

大人ファッションを楽しむコツ2:雑誌は「自分世代」+「若いコ向け」もチェック

「自分の好きな雰囲気」といっても、具体的にコトバにするのは難しいですよね?

そんな時は、女性ファッション雑誌をいくつか見て、「この写真みたいなコーディネートをしたいな」と感じるものを選びましょう。

この時おすすめしたいのが、まず基本として自分世代のファッション誌を何冊か見比べて、好きなテイストの1冊を購入すること。

そして、ここが重要ポイントなのですが、それに加えて若い世代のファッション誌にも1~2冊目を通してみて下さい。

買わなくても、クリニックの待合室や図書館、立ち読みOKの書店などでパラパラ見るだけでOK。

若い子向けの雑誌には、「体型カバー」「子どもの行事で浮かない」といった要素は外して、純粋に流行っているファッションが並んでいますから、見ておくと世の中の流行がより理解しやすいです。

その後に大人女性向け雑誌を見ると、「ああ、これはアラフォー以上にも合いそうだな」「大人女性向けではないみたいだけど、個人的に好きだからポイント使いしてみよう」などと判断できるわけです。

大人ファッションを楽しむコツ3:ベーシックアイテムと靴だけは良いものを

「こんな感じの服が欲しい」という方向性が決まったら、いよいよ購入段階。

雑誌で気に入った着こなしのブランド・ショップ名をチェックしてそのお店に行けば確実ですし、デパートやショッピングモールでも、ある程度方向性が定まっていれば好きなテイストのお店が自然に目に入ってくると思います。

ただ注意したいのは、アラフォー以上の女性は全身チープアイテムにすると見栄えせず、くすんだ感じになりがちなこと。

限られた予算で、大人の女性らしいオーラのあるおしゃれをしようと思ったら、

  • シャツ、ニット、黒パンツなどのベーシックアイテム

はできるだけ上質なものを選ぶようにしましょう。

例えばニットがカシミヤであれば、流行のデザインのプチプラスカートを合わせても、いかにもチープな感じにならず、程よく遊び心のあるコーディネートができあがります。

上下がファストファッションでも、靴がよいものであれば不思議と品が保てます。

POINT

  • 「流行」はひとつではない時代。自分の好きなテイストを知って
  • ファッション誌は、若い子の雑誌もチェックするのがコツ
  • ベーシックアイテムと靴は上質なものを

次回からは、今回ご紹介したファッションのテイストにはどのようなものがあるのかや、若い世代で流行っているアイテムの取り入れ方などを1つずつ解説していきますね。どうぞお楽しみに!